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5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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5大聖龍とその女達 107

本来はこの魔力を全身に張り巡らせて全身を強化したり回復したりするのが一般的だが、これを別の生き物に注ぎ込むと呪いや洗脳などのバッドステータスから立ち直らせることができる。
ではなぜあの時アレスがそれをしなかったのか?
それは注ぎ込むためのやり方に難があること、そしてそれなりのリスクを伴うからだ。
アレスの体内で練り上げた力を他人に渡すにはキスやS○Xなど、身体の内側に直接送り込む経口摂取でなければならない。
しかも自分の身体でなく他人の身体に使うわけだから、加減を間違えると身体能力の限界を超えて死ぬ可能性もあるのだ。
幸か不幸か、今はエネルギーを注ぐ手段はクリアしている。
後は寄生した魔物だけを殺すぶんだけの力を注ぎ込むだけだ。
そのための覚悟もとうに済ませている。

(・・・行くぞ、マリーっ!すぐ助けてやるからな!)

アレスは心の中でそうつぶやくと、さっそく練りこんだ力をマリーの体内めがけて注入し始めた。
その効果はすぐに現れた。
処女を失ったばかりのマリーが、アレスの送り込んだ力に反応を示したのだ。

「ひああぁッ!?」

ビクビクと絶頂したかのように痙攣を繰り返すマリー。
明らかに異常な反応だが、魔物に憑かれたエリアには絶頂したようにしか見えなかったのだろう。
微笑ましいものを見るような優しいまなざしで苦笑するだけだった。

「あらあら、マリーちゃんってばもうイッちゃったの?
 いくらエッチが初めてだからって早すぎよぉ?
 ほら、せめてアレスちゃんから子種をもらうまでがんばりなさい♪」
「ひおうッ!?お、あ、ひ、ひやああぁッ!?」
「うああッ!?し、締まるっ・・・!?」

エリアはそう言うなり、早く子種を搾り取れと言わんばかりにマリーの陰核に手を伸ばしていじりだす。
エリアの指に連動するかのようにマリーの膣壁がうごめきだし、アレスの剛直を攻め立てる。
その快感はアレスの頭を乱し、力を拡散させてしまう。
だがここで快楽に屈してはマリーどころか、3人とも魔物に殺される。
アレスはなけなしの根性を振り絞って力を練り、負けじと下からマリーを突き上げた。

「んおおぉッ!?お、あ、ああぁ〜〜〜ッ・・・!」

寄生した魔物を殺す力が快楽とともにマリーの身体に注がれていく。
これは危険だ。この男から離れなくては。
魔物に寄生されたマリーの本能が直感的に危険を知らせる。
だがマリーはあえてその信号を無視した。
それほどまでにアレスとの交合は魅力的だったのだ。
一撃一撃ごとに自分の何かを壊されていく感覚。
全身を貫く、痺れにも似た形容しがたい感覚。

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