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元隷属の大魔導師
官能リレー小説 - ファンタジー系

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元隷属の大魔導師 92

舌を絡ませ貪るように互いを求め合う二人。

グチュ………チャッ……チュズ…………ジュゥ……

入江に嫌らしくも甘美な水音が響き渡った。
デルマーノはアリアの口内を犯していく。
唇を、舌を、歯を、己の舌と唾液で丁寧に攻め立てた。

「んっ……ちゅ…あっ………れろ……ふぅ……む……」

アリアは恍惚の表情で快楽に身を委ねる。
その時……

「あ、ん………きゃっ」

足の動きが緩慢になり、顎が海水に浸った。

「っと……危ねぇ」

「ご、ごめん……」

「んま、海中じゃ危ないよなぁ……」

そう言うとデルマーノはアリアの腰を抱いて浅瀬へと泳いでいく。
胸より少し下辺りに海水面がなるまで泳ぐとアリアは立たされた。
腰に置かれていたデルマーノの腕が肌を撫で、アリアの左乳房と陰部へと滑っていく。

「んっ………」

「さぁ、続きだ」

デルマーノはアリアの首筋に唇を寄せると滑らかなその肌を味わった。
その間にも水面では胸を、水中では海水とは明らかに粘度の違う愛液を垂らす恥部を攻め立てられる。

ぴちゃっ………ちゅっ……くちゅ…………ぐちゅ………

「あっ……ひゃうっ………んんっ……」

アリアの喘ぎが入江に木霊した。
火照る身体を海水が優しく冷ます。
それがまた、さらにアリアへ快感を与えた。

「ひゃっ………っ?」

アリアは太股に違和感を感じ、視線を海中へと落とし目を凝らす。

「あっ……」

アリアはかっ、と赤面した。
それはデルマーノの脚の間から突き出る男性の象徴であったからだ。
つんつん、と突くその熱棒にアリアはデルマーノの欲求を悟った。

「んっ………もうっ、大…丈夫……だからぁ………入れて、いいよ……」

アリアは左手でソレを撫で、快感に酔った表情で言う。
アリアの手に反応しびくんっ、とデルマーノ自身が跳ねた。

「アリア………」

「……んっ」

デルマーノは優しくアリアに唇を重ねる。
アリアはくすぐったげに目を細めた。

「………挿入れるぞ?」

「……うん♪」

デルマーノはアリアを抱き上げるとソレを割れ目に添え、ゆっくり彼女を落としていく。

ズッ……ズズッ………

「んっ……ぁはっ………ふぅむ………」

アリアは己の内へと侵入してくる熱棒に歓声を上げた。

「あっ………くぅ……」

「………奥まで挿入したぞ」

「………あ、熱い……」

もう何度、挿入されたかも分からない程、行為を重ねてきた二人。
その為、デルマーノはアリアの感じる箇所を網羅していた。

ぴちゃっ………ちゃぷ…………びちゅ………

「ひゃっ………ぁう……ぅぅんっ…………はぅ………」

デルマーノが腰を動かす度にアリアは半開きになった口から悦びの声を上げる。

「あぁ………んんっ……」

「くぅ、アリア………急に締まって……イくのか?」

「………ぁ……うんっ………イきそうなのぉっ」

「そうか、なら………………ちょっと待て……」

「んはぁ…………ぅっ?な、に……?」

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