元隷属の大魔導師 181
――くちゅ、じゅぷ……じゅ、じゅっ……
「ひ、はぁっ……んゃ、ひぃ……はぅ……ああっ……」
やはり体格差があるためか、なかなかシャーロットの膣内はキツかった。
しかし、そんな締め付けの中にも己のモノを奥へ、奥へと飲み込もうとする何百にも感じられてしまうヒダの快感にデルマーノは奥歯を噛み締めて堪える。一方のシャーロットもまるで身体を貫くような圧迫と衝撃に脳髄が痺れを感じ始めていた。
「ぁっ、ああっ、はぁうっ、んなぁっ、ひぃっ……」
言語感覚も麻痺しているのか彼女の口からは原始的な嬌声だけが漏れる。
デルマーノは全身が汗ばむのを感じながら腰を軽く上下し続けた。
この発汗は性交によるものだけではないだろう。
シャーロットの魔力と己の魔力とが溶け合うかのような感覚をデルマーノは覚えた。
だったら、腰を動かさなければ良いのだろうが、悲しいかな、デルマーノは健全な若者なのだ。
「はぐっ、いいっ、ひゃんっ……」
――くちゅんっ、ぐちゅ、ずずっ、じゅっ……
「……?……イヒヒッ、なんだ?急にキツくなったぞ?」
「そ、んなことっ……ない、んっ!」
シャーロットはその身の丈を越す空色の髪を振り乱して否定する。
しかし、その言葉とは裏腹に腰を一定のリズム、同じ場所へと上下させていた。
彼女が自身の最も良い所を見つけ出したのは明白であり、もちろん、デルマーノも分かっていた。
だからこそ、揶揄したのである。
シャーロットは繋がっている男から発せられたその台詞に頬を真っ赤にし、瞳を潤ませるが腰の動きは止めなかった。
おそらく、快感を得ようと本能的に動いてしまっているため、情欲で麻痺した脳では止めることができないのだろう。
――くちゅ……くちゅくちゅ……
「ぃや、だめ、んっ、止まって、なんでっ、止まらないのぉっ」
「イヒッ……ケツ穴に続いてこんどはGスポットねェ……真血種様よっぽどの好き者だと見える。ヒヒヒッ!」
「だめ、おねがいっ、んふぁ、言わないで、ひゃ、お兄ちゃん、だって、自然に、ひぃぅっ」
「イヒヒッ……そうか、そうか。だったら、自覚させてやろう」
「っん……ひぃやぁぅっ!」
デルマーノは己自身から伝わってきた感覚でシャーロットの敏感な場所の大体の予想がついた。
ならば、と彼女が腰を落とすのに合わせ己の腰を打ちつける。
身体を走り抜けた快感の衝撃にシャーロットは目をむいて悲鳴をあげた。
今までは自分で動いていた分、少しだけだがデルマーノのソレの挿入具合を加減していた。
しかし、デルマーノから動いたことにより、彼のモノが根元まで全て、シャーロットの膣内に押し込まれたのである。
その刺激たるやシャーロットが経験したことのないほどのものであった。
「あっ、ひぃ、なに、これ、なにぃっ」
「イヒヒッ……一度、味を覚えたら後戻りはできない、か。シャーロット、お前のが俺のを全部、くわえ込んでんぞ?」
「んはぁ、くぅ、わ、わたしの、がぁっ?」
「そうだ。お前のま○こが俺のち○ぽを、だ」