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元隷属の大魔導師
官能リレー小説 - ファンタジー系

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元隷属の大魔導師 166

体格の良い男が拘束され、その逸物へと幼女に支えられた侍女服に身を包む金髪のエルフが腰を落とそうとしている――この光景を端から見たら相当、違和感を感じることだろう。

「ジ〜ル〜。ご奉仕なんだから、自分で広げなきゃね?」

「……はい」

シャーロットの従者へ強要するその台詞の内容にデルマーノは驚いたが、更に驚いたのは自分へと敵意をバリバリに向けていたジルが主の命だろうと素直に従い、痴態を行ったことである。
ジルはエプロンドレス調のスカートを左手でたくし上げ、右手を己の秘所へと近付けた。
ジルの右手の細い指が、ショーツの割れ目を開いて中の肉穴もゆっくりと開く。

「オープンクロッチかよ……ヤル気満々だな、おい……」

デルマーノは呆れ半分に言った。
ジルのショーツは肝心なところが開かれていて、よく濡れて男を欲する肉穴がしっかりと見えていた。
言われたジルは羞恥にさらに顔を紅く染めた。
その羞恥がそのまま悦楽へと直結しているのかジルの秘所から垂れた愛液がデルマーノのソレをテラテラと濡らす。
熱棒の表面で様々なモノに由来する液体が混ざり合っていた。

「ふふふー。入るよ〜♪」

実に楽しそうにシャーロットが言うそばで、いよいよジルの肉穴がデルマーノの肉槍に触れ――――

ずきゅぅ……ズププ……

音にするとこうだろうか。
よく締まったジルの肉穴が、軋むようにデルマーノを飲み込んでいった。

「うっ……はぁ、ん……」

痛みとも、快感とも判別のつかない悲鳴を上げるジル。

「っ?、痛ぅっ……ぁっ」

「おいっ、クソガキ!手を止め――」

「へ?ぇっ……と、なに?」

――ずぷぅっ!

侵入していっているデルマーノとジル本人は肉棒が壁のような引っかかりに到達したことに気が付いていた。
ジルは苦痛に悶え、デルマーノは咄嗟にシャーロットへ制止の声をかける。
しかし、時すでに遅く、シャーロットがジルの身体を落とす腕を止めた時にはジルの処女の証は破られていた。
未だにキツいものの、処女膜を抜けたデルマーノの熱槍の先端はジルの体重による自由落下に合わせ、メリメリと押し進んでいく。

「あがっ……ぐぅ、あ、あぁ……」

必死に歯を食いしばり、破瓜の痛みに堪えるジル。
しかし、その瞳には涙が球になって浮いている。
そのくせ愛液の量が多いため、潤滑油の役目をはたしたソレによって踏ん張りのきかないジルはデルマーノのモノに根元まで貫かれた。

「うぐぅ、あぁ……」

「だ、大丈夫っ?」

半ば放心状態の従者の様子にさすがにシャーロットも心配になり、顔を覗き込んだ。
すると苦悶に表情を歪ませており、慌てたシャーロットは思わず侍女エルフを支えていた腕を離してしまった。

「おい、離したら……」

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