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アトランティスの爆乳三人娘
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アトランティスの爆乳三人娘 52

やがて二人は少しずつ前へ進み、ようやく女神像の前まで来た。
豊満な肉体に大きな乳房、そして大きく膨らんだお腹を持つ巨大な女神の像だった。

神殿には大勢の参拝者がいる。
人種は人間、亜人など様々だ。お腹の大きな女性も多い。

多くは夫婦連れだが、一人で来ている女性も少なくない。そういった女性の多くは娼婦や水商売らしい服装をしていた。

それを見てリリンは自分の心から、さっきのドキドキ感が消えていくのを感じた。
それとは逆の、重苦しいものがあふれ出てくるのを感じた。

さてユリアの方はというと…
またも気絶したユリアだったが、今度はすぐに目覚めた。

「先生、お願いがありますわ」

「何?」

「ここで働かせていただきたいのです」

「働くって…ここが何だか分かって言っているの?」

「分かっています。ここへくる途中でも身を売っていました。人から教わったり、自分なりに工夫もしているから、店の評判を落とすようなマネだけはしませんわ」
「…分かったわ。じゃあ、さっそく今夜から店に出てもらおうかしら」
「喜んで!…ところで、ジャックさんとリリンさんはどこへ行ったんですの?」
「今夜泊まる宿を探しに行ったわ。でも遅いわねぇ…もしかしたら神殿に寄ってるのかも…そのうち戻って来るでしょう。アナタは夜に備えてグッスリ眠っておきなさい」
「良いなぁ…私もアクア神の神殿を見たいですわ」
参拝を終えたジャックとリリンは宿屋街に来ていた。
「しかしあの女神像は綺麗な顔してたなぁ…体はあんなにいやらしいのにね。でも、そのギャップがまた良いんだけど…」
「はぁ…そうですねぇ」
リリンはさっきから上の空だ。神像の事なんて大して覚えてない。思い出すのは神殿にいた幸せそうな仲睦まじい夫婦と、それとは対照的な独り身の娼婦…。リリンは娼婦に自分を重ねていた。
自分は村で肉便器にされていたが、それでも将来的には一人の男性と結婚して家庭を築き、愛し合い、子を産み、夫婦で育てていくものと考えていた。
だが、まさか誰が父とも知れぬ子を孕むとは…しかも3人もだ。自分はこの子達を愛せるだろうか…? ちゃんと育てていけるだろうか…?
「ジャックさん、私…」
ふとジャックの方を見ると、ジャックは目を見開いて立ち止まっていた。その視線の先には…

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