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アトランティスの爆乳三人娘
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アトランティスの爆乳三人娘 47

リリンは複乳の町でジャックに言われた事を覚えていた。
「もし妊娠していれば、複乳は町を出ても無くならない…」
今、馬に揺られるリリンの身体には立派な4つの爆乳がブルンブルンと揺れていた。ユリアも同じだ。
リリンは妊娠を確信していた。今、自分の腹の中には、誰が父とも知れぬ子供が宿っている…。
リリンは自分の吐き気が悪阻(つわり)であると知っている。
悪阻が出始めたのはここ最近、それを考えれば妊娠は二ヶ月前だ。

産まれた子に対して愛情を抱けるかも分からない。
不安は募る一方であるが、気にしても仕方がないのは確かだ。
旅の途中であった複乳女性たちは、ほとんどが父親が分からない子を産んでいる。
だがそれを嘆いている人は皆無だった。
皆が助け合いながら子を育てている。
密かに泣いている人もいるかも知れぬが、それを表面に出さず、精一杯生きている。
自分も精一杯生きよう、それで何とかならなかったら、その時考えよう。
簡単な審査を受け、街の中へ入ると、そこは今まで見たことがない光景が広がっていた。

「うわあ……」

道は今まで見たどこの町よりも広く立派で、石畳で舗装されていた。
道行く女性には妊婦や複乳も多い。
なかには異種族なのか、角が生えている女性もいた。

だが一番目立ったのがミノタウロスだ。
ミノタウロスは無尽蔵といえる体力と、強大な筋力で知られるが、一方で優れた農業技術を持っている。
オークやオーガと違い、理知的な種族として知られている。
他にも人狼やリザードマン(トカゲ人間)などの異種族が普通に暮らしていた。

さっき会った門衛がリザードマンだったときは驚いたが、この街ではこれが普通なのだそうだ。

門衛にセレスの事を聞いて見たが、良い結果は得られなかった。
このぐらいの規模の街になると、女剣士はそれほど珍しい存在ではない。
「悪いが人探しは管轄外だよ。それに大勢来る人間の全てを覚えられないよ」

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