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アトランティスの爆乳三人娘
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アトランティスの爆乳三人娘 40

「だって、治療法ないし…」

どっこいしょと言って、イスに座る。

「それにおっぱいが沢山あるほうが便利なんだよ。復乳病になった女はたいてい双子や三つ子を産むしな」

「双子や三つ子ですか」

そういや排卵を促すとか言ってたもんな…しかし町で見かけた子に双子らしき者はいなかった。

「双子と言っても、一卵性ではなく二卵性でね。顔も性別も違う子が一度に産まれるんだよ」

「…複乳病ってのは本当に厄介な病気ですね」
「わしらにとっては病気でも何でもないんだよ。よその人から見れば奇病かも知れんが…。この前も爆乳の女剣士が来たよ」

もしやセレスかと思い、名前を聞いてみた。

「そういやそんな名前だったかな…」

「どこに行ったかわかりませんか」

「治療法は無いって言ったら行っちゃったよ。行き先は聞いてない」

残念ながら、手がかりはここまでのようだ。
「ところで、奥で寝てるお二人さんって、あんたの女なのかい?」

「まさか!一緒に旅する仲間ですよ。二人がどうかしたんですか…?」

「いや、もしかしたらあの二人妊娠してるかもしれん」

「ユリアとリリンが妊娠!?」

「あくまでも、もしかしたらの話だよ?わしは産科は専門外でよく分からないし…」
考えて見れば二人とも散々中出しされてきたんだから、妊娠しない方がおかしい。
「しかも二人とも複数の子供が腹にいる可能性がある…」
「複数…双子とか三つ子とか?」
「あるいはそれ以上だ…まだ今の時点では何とも言えんがな…妊娠自体わしの間違いかも知れんし…」

「妊娠したかすぐに分からないんですか」

「さっきも言ったようにわしは専門ではない。もっとも三ヶ月ぐらいしたらわしでもそれぐらいの判断がつくがの」

「三ヶ月ですか」

少し長いと感じたが、無理を言ってもしょうがない。

「もう一つ、複乳病の治療法は本当に無いんですか」

「無いね。複乳病の原因すらはっきり分かっていないんだ。ただ、この町を出て他所で暮らすようになって複乳が治ったという者もいる…おそらくこの土地独自の風土病なんだろう」

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