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アトランティスの爆乳三人娘
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アトランティスの爆乳三人娘 12

「父の仇であるこの男は何としても私の手で討ち取りたかった…でも気絶したヤツを殺すのは私の信条に反するんでね…ここなら誰にも邪魔されず、存分に戦えるわ…!」
セレスはアジトから持ち出して来た2本の剣のうち、一本を首領の前に投げた。
「受け取れ!決闘だ!」
「ぷはっ…なかなか良い心構えだな!だが、そのつまらんこだわりが命取りになる事を教えてやる」
リリンに縄と猿ぐつわを解いてもらった首領は剣を取った。
「貴様に教わる事など何も無い!!」

言うが早いかセレスが切りかかり、首領はとっさに受けの体制を取った。剣と剣がぶつかり合い、激しい金属音が辺りに鳴り響いた。剣の腕はほぼ互角である。何度か打ち合っている内にヒモブラは外れ、爆乳がこぼれ落ちたが、セレスは全く気にしない。自由になった乳は彼女が激しく動くたびにブルンブルンと暴れ回ったが、セレスはまるで乳など無いかのような機敏な動きであった。
(クソッ!女だと思って甘く見ていた…こいつの腕は父親と同格…いや、それ以上かも知れん!!)
リリンは二人の気迫に圧倒され、ただ呆然と戦いを見守っていた。…と、首領が突然自分に駆け寄ったかと思うと、訳も分からない内にリリンは人質に取られていた。
「なっ…ひ、卑怯な…!!」
「ククク…どんな手を使っても勝つのが俺の信条だ…本当は女相手にこんな事はしたくないのだがな…」
「へ…?えぇ!?私、人質ですかぁ…!!?」
「そうだ!さぁ、剣を捨てて手を上げろ…少しでも妙な真似をしてみろ、この娘の喉を切り裂くぞ!?」
「くっ…分かった…」
「セレスさん!駄目です!私に構わないでください!!」
セレスは手に持っていた剣を落とした。彼女は彼女の父親と同じく、人質を取られるという卑劣な手段に屈したのである。
「ようし、それで良い。しかしお前は本当に大した女だよ。殺すには惜しすぎるぜ。やはり俺の子供を産ませたい。俺と一緒に来てもらおう。ただし、二度と俺に逆らわないよう、手足を切り落としてな…」
「クソッ…外道め!」
「何とでも言え!まずはその右手からだ…」
首領が剣を振り上げてセレスの肩口に振り下ろそうとした瞬間!
一筋の光明が彼の目を射抜いた。それは木々の間から差した朝日だった。
「あ…っ!!」
首領が怯んだ一瞬をセレスは見逃さなかった。素早く足元の剣を拾い上げ、リリンを引き剥がす。次の瞬間には首領の胸を剣が貫いていた。
「ぐあぁーっ!!!」
首領の断末魔が森に響いた。

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