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アトランティスの爆乳三人娘
官能リレー小説 - ファンタジー系

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アトランティスの爆乳三人娘 11

この時代のアトランティスでは海水着ではなく娼婦の服装だった。
「探してみたけどそれしか無かったんだ。無いよりマシかと思って…」
「しょうがない…行こう!もたもたしてると手下達に気付かれる。ただし…」
セレスはまだ気を失ったままの盗賊の首領を見て言った。
「…こいつを連れて行く。みんな、手を貸してくれ」
3人は訳が分からなかったが、とりあえずセレスの言う通りに、首領の手足を縛り上げて猿ぐつわをした。そして4人は再び盗賊団のアジトからの脱出を試みたのだった。

盗賊達もまさか二度は逃げ出すまいと気が緩んでいたのであろう、4人は上手く警備の目をかいくぐり、無事脱出に成功した。途中で目覚めた首領はジャックに担がれながら何やらブツブツとつぶやいていた。自分の部下の不甲斐なさを嘆いているのであろうが、猿ぐつわをしているので声にならない。一行がジャックの小屋までたどり着いた時には東の空が明るくなり始めていた。
「…さて、ユリア」
「何ですの?セレスさん」
「あんたは最寄りのエルディア軍の駐屯地に行って、今、盗賊団は首領が不在であると伝えて欲しいんだ。首領さえ居なけりゃ烏合の衆だ。一部隊で簡単に制圧出来るだろう」
「分かりましたわ。でも、なぜ私に…?」
「頭の固い軍人さん達もお姫様の言う事なら信じざるを得ないだろうと思ってね」
「ど…どうして私が王女だと…!?」

「なぁに…最初に会った時から変だなぁとは思ってたんだ。言葉使いや動作が庶民とは全然違ってたからね。王女が行方不明って話は、この国に入った時に聞いてたから、もしかしたら…って思ってたのさ」
「ユリアさんが…王女様!?」
「か…数々のご無礼、お許しください!!」
「いいんですわよ、お二人とも。ちなみに私が王女と確信したのはいつでしたの?」
「盗賊達に犯された時さ。あんた処女だったろう?庶民だったらこんな年頃の爆乳豊満美女が、処女であるはずは無いんだよ」
「そ…そうでしたの」
ユリアはガックリと肩を落とした。リリンは「うんうん」とうなずき、ジャックは「そうなの?」という顔をした。
「ジャック、ユリアを梺の村まで案内してやってくれ」
「わかった!お…王女様、こちらでございます」
「ですから、今まで通りでいいですわ!」
二人は村へ向かって行った。
「…で、私達はどうするんですか?」
「リリン、コイツの縄を解いてやって」
セレスは首領の指して言った。
「えぇっ!?」

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