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スラブ・ガーディアン
官能リレー小説 - ファンタジー系

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スラブ・ガーディアン 5

そこには既に傭兵風の男がいて、服を脱ごうとしているところだった。先客だった。
その男は突然ヴェイルが部屋に入ってきたことにひどく驚いく。
「なんで入ってきたんだ?俺が先だぞ!」
男は一瞬硬直していたがすぐに騒ぎ始めた。
その男は気分を害したようだ。曲刀を拾い上げ、今にもヴェイルに斬りかかりそうな雰囲気だ。
次の瞬間、彼の曲刀が弾き飛ばされた。
ヴェイルが何かをしたらしい。
だが、あまりにも動きが速くて何をしたのかすらわからない。
傭兵はわけもわからず、落ちた曲刀を拾おうと動いた。
そこに更に追撃が加えられ彼の身に付けていた装備だけが斬られて床に落ちた。
「これで服を脱ぐ手間が省けただろ」
ヴェイルが怪しげな笑みを浮かべた。
先客の男は全く動けなくなってしまった。恐怖に震えているのもあるが、それよりも「下手に動いたら次はあっさり殺されかねないから」というのが大きかった。


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