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スラブ・ガーディアン
官能リレー小説 - ファンタジー系

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スラブ・ガーディアン 3


ゼノ・ベルモンド

能力 空間転移

一般的な瞬間移動から物質の移動までをこなす。


このように彼らは異能者と呼ばれる者達である。

しかし外見は何一つ変わらない。
10分後町の中央にある宿屋に着いた一行は二階の一室に集まった。

「ゼノ、これからどうするの?」
「どうするって、後は帰るだけだ。」
「帰る?私はそうさせて貰うわ!でも彼女達はどうなるの?」
三人の女を指差しながら訴えるジル。その先にはうろたえる女達。

「・・・あのー、私達はどうすれば?」
「「黙ってて!!!!」」
ゼノとジルの怒鳴り声がハモる。正直恐い。

完全に恐れを抱いた三人は涙を浮かべている。
それにも関わらず喧嘩を続ける二人。
そんな内に一人がうずくまり泣き出してしまった。
一番年若い少女だ。
「・・・なぁ・・・・・・外、出ようか?」
ヴェイルが彼女達に言う。
返答を待たずに扉を開け、一人外へ出る。
少し間を開けて出ていく三人。

ヴェイルは一階のバーで待っていた。
「こっちだ!」
冷たく言い放つヴェイルに怖ず怖ずと従う三人の女。
並んでカウンターに座り、話し出す。

「俺は・・・ヴェイル。さっきのは、ゼノとジルだ。
ケルベロスのメンバーだ」
「・・・ケルベロス?」
黒髪に緋色の女が聞く。

「・・・・・・・・・名は?」
「あっ・・・、すいません。
私はシェリル、
シェリル・クロウ。」
「シェリル・・・か。歳は?」
「十九・・・です。」
「十九・・・か、で・・・ケルベロスについてだが、
分かりやすく言うと・・・、 非人道的扱いを受ける女性の保護団体・・・ですかね」

「保護団体?私達の?」
「そうだ。だから助けた」「私達はどうなるの?」
銀髪のロングヘアーの女が言う。

「・・・で?」
「あっ、名前ですね?
リザ・ルーク、十八です」
「リザか、・・・ついでにお前は?」

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