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聖剣物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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聖剣物語 87

「どれどれ………………これは!?…チクショウ!あの腐れ外道共め!!」
一体何が記されていたのか…手紙の内容に怒りを露わにするバン。
「行かなきゃならねぇ…!」
バンは急いで身支度を整えると部屋を出た。

「どこに行かれるつもりですか?」
「このような夜中に…」
「まさか女を買いに行く訳じゃあないよなぁ…」
「あんたにしては珍しく、そんな怖い顔してさぁ…」
宿を後にし、村を出ようとした所で、バンは後ろから声を掛けられて立ち止まった。
振り返ってみるとメリサリム、シスカ、アレイダ、アイラ、皆いる。
「お前ら…悪ぃ、どうやら先方のご指名は俺だけみたいなんでな…」
そう言いながらバンは先程の手紙を女達の方へと投げ渡した。
シスカが受け取り、それを読む。
「なになに……バン・バッカーズ。女神官とガキ共は預かった。無事に返して欲しければ貴様の命と交換だ。取引に応じる気があるのなら明日深夜零時、聖都ルーシェア大聖堂の焼け跡、ディオン像前まで来い。カスター……何とまあ、脅迫状の例文のような文面ですね」
脅迫状の内容にシスカはイマイチ理解できなかったが、暢気なシスカにバンは怒り出す。
「何を言ってやがる!!これは脅迫状だろ!!」
「主殿!!おっ落ち着いてください!」
「バカヤロー!!エミリアとガキ達が危ねえんだ!これが、落ち着いてられっか、とにかく俺は行くぜッ!!」
シスカを怒鳴るバンは、エミリアと子供達を救いに宿を出ようとするとアレイダに肩を思いっきり掴まれ、アイラに縄を投げつけられ首を縛られる。

「落ち着きな一人でいくと危険だよ。それにあんた『ディオン像前』の場所知ってるのかい?」
「そうよ!あのゴロツキの親玉の事だから、きっと裏があるわよ!」
「勇者様、事情を教えて下さい」
「そうですよ。主殿!!我等は仲間じゃないですか!!」
血気に逸るバンをアレイダ、アイラ、メリサリム、シスカは必死に止めようとする。
「わっ解ったから!!なっ縄を解いてくれ!!」
仲間達の必死の諫言にバンは思い止まり、首の縄を解けと叫ぶ。


そして翌日深夜…聖都ルーシェア大聖堂の焼け跡、ディオン像前…

“ディオン”とは今から約500年前、破壊の邪神アザトゥスによって世界が破滅の危機に陥った際、カシウスの聖剣を用いてこれを封印して世界を救った勇者である。
別名“炎の聖剣”と呼ばれるカシウスの聖剣は、バンの持つダモクレスの聖剣、そして未だ発見されていないルーナの聖剣と共に“三聖剣”を成す物である。
“カシウス”とはディオンの更に前の代のこの聖剣の勇者の名で、至聖神ヴォル・ヴァドスに仕える神官だったカシウスは聖剣を用いて多くの民を救い、ついには初代法王カシウス一世となった。

大理石で作られた巨大なディオン像は今や焼け焦げて見る影も無い。
ここはちょうど大聖堂の入り口だった所で、隣には初代法王カシウス一世の像もそびえ立っていたが、崩れてしまって今は台座だけが残っている。

そんな神聖なディオン像の下では、月明かりの下、非常にイヤらしい行為が行われていた。

パンッ…パンッ…パンッ…パンッ
「うっ…うぅっ…うほぉっ…おほぉっ…」
「へッへッへ…エミリアぁ、お前もだいぶ男の悦ばせ方ってモンが分かって来たなぁ…」
「そりゃあそうっすよ、カスターさん。もう何度も輪姦(まわ)しましたからねぇ…ヒヒヒ」

そこではエミリアがカスターとその手下の神官達に、膣、肛門、口に肉棒を挿入されて犯されていた。
彼女の着ている神官服はズタズタに引き裂かれて殆ど全裸だ。
エミリアは犯されながら(口に肉棒を突っ込まれているため)くぐもった喘ぎ声を上げて泣きじゃくっていた。
彼女が泣いている理由は犯されているからというだけではない。
「チクショ〜!俺達のシスターに乱暴するな〜!」
「そうよ!シスターをイジメないで!」
「シスターを泣かすヤツは許さないんだからな!」
そこに居たのは手足を縛られて地面に転がされた子供達…そう、エミリアは子供達の目の前で輪姦されているのだ。
子供達は怒っていた。
彼らにとってエミリアは親のような存在…その彼女が何だか良く解らないが裸にされて泣かされているのだから当然だ。
子供達がまだセックスという概念を知らないのがエミリアにとっては唯一の救いである。
カスターは嫌な笑いを浮かべながら言った。
「ヘッ…吠えてろガキ共、バッカーズを殺ったらテメェらも全員まとめて殺ってやるからよ。もちろんエミリア、テメェは殺る前にも充分楽しませてもらうがなぁ…ケケケ…そんじゃあ、そろそろイクぜぇ!そのクソマ○コの中に出してやるからなぁ!せいぜい俺様のガキでも孕みな…うっ!」
「あぁ〜、俺もイクぞ…っ!」
「俺もだ…あぁっ!」
エミリアを犯していた三人はほぼ同時に射精する。
「おぉほおぉぉ〜〜〜っ!!!?」
それぞれの穴に注ぎ込まれる大量の精液にエミリアは半ば悔しさと快感とに豊満な肉体をブルブルと打ち振るわせて(くぐもった声で)泣き叫んだ。

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