聖剣物語 115 ヘレネの言葉を耳にしながら、バンの意識は深い深い闇の中へと沈んで行った…。 果たして彼は残り二人の聖剣の勇者を見つけ出し、世界の滅亡を阻止する事が出来るのであろうか? 全ては神々にも計り知れない。 窓の外に広がる満天の星々だけは、地上の出来事など意にも介さぬといったように、ただただ愉しげに輝いていた……。 【聖剣物語・完】