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聖剣物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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聖剣物語 74

快感のあまり理性が麻痺し、妊娠の危険性を無視して膣内射精をねだるエミリア。
「良いのか?じゃあお言葉に甘えて…うっ!!」
バンは一声呻いて腰の動きをピタリと止めた。先端を一番奥…子宮口に密着させたまま男根は射精を開始した。ドックン、ドックンと力強く脈打ち、子種のタップリ詰まった精液が子宮内に注ぎ込まれていく。
「〜〜〜〜〜っ!!!?」
エミリアは快感のあまりもはや言葉も出せない。頭の中が真っ白で火花がバチバチと飛び散っているようだ。快感で脳の神経が焼き切れてしまうのではないかと思う…いや、そんな事を考える余裕すら無かった。

「はぁ…はぁ…最高だったぜエミリア…中に出せって言うから出したけど、大丈夫だよな?」
そう問いかけるバンの言葉すら、もう耳に入らない。いや、耳には入っても頭で理解できない。彼女の意識は快感という名の闇の底へと沈んでいった…。

気を失ったエミリアの豊満な肢体をバンは夜明け前まで散々堪能して子供たちとアイラが起こる前にバンはアイラのいる部屋に静かに戻った。
ここまでバンはハッスルしたのはエミリアが可愛らしい容姿と豊満なスタイルを持った美女だからだけではなく
神に仕える尼僧という肩書きを備えて希少価値が非常に高かったのが原因である。
この男にとって神に仕える尼僧も美女ならば性欲の対象でしかないのだろう。
どこまでも罰当たりな男であるが、この男を止めるのは不可能である。



翌朝…
窓からは朝日が差し込み、外では小鳥達がチュンチュンとせわしなく鳴いて一日の始まりを告げている。昨夜、欲望のままにアイラとエミリアの二人を犯したバンはスヤスヤと安らかな寝息を立てていた。そこへ…
「起きろおぉぉっ!!!」
「おうぁっ!!?……て、何だアイラか…驚かせんなよ」
アイラがバンの布団を引っ剥がしたのだ。バンは溜め息を吐きながら身を起こして言った。
「…お前さぁ、もっと優しく起こすとか出来ねえの?朝勃ちフェラしてくれるとか…」
「寝てる間に切り落として去勢してやっても良かったのよ…?」
「すいません、アイラさん」
「それよりアンタ!昨夜あれだけ言ったにも関わらずヤったわね!?」
「やる?はてさて何の事やら…」
「とぼけるんじゃないわよ!私が気を失っちゃった後、エミリアの寝室に行ったんでしょ!?」
「フッ…“自分の気持ちに正直に”が俺の信条なんでね」
「そんな信条今すぐ捨てろ!」
「お前、妬いてるのか?」
「そ、そんな訳無いでしょ!バカ!」
二人がそんなしょうもない掛け合いをしていると扉がトントンとノックされた。
「どうぞ〜」
バンが返事すると扉が開いてエミリアが入って来た。
「おはようございます、バン様、アイラ様。朝食の用意が出来ましたので食堂においでください」
エミリアは頬を赤らめつつバンの方を見て微笑む。
「おう、ありがとなぁ〜…イデッ!?」
バンもニヤけ顔で応えるが直後にアイラに尻をつねられて叫んだ。

バンとアイラが食堂に行くと既に子供達は全員席に着いていた。昨日と同じく形式に則った口上を述べてから朝食をいただく。
子供達は無邪気な口調で口々にバンとアイラに言った。
「今日はいつもより少し遅い朝ご飯なんだ」
「シスターが寝坊したんだよ〜。こんな事今まで無かったのに」
「ほう、そうなのかぁ…」
バンは興味無いといった口調で目を逸らして言った。
エミリアはというと、頬から耳まで真っ赤になってうつむいている。
「俺知ってる〜!シスターは昨日バンさんと話してて夜更かししてたんだよ!昨日夜遅くまで隣のシスターの部屋から二人の話し声が聞こえたもん!」
「「……っ!!」」
一人の少年が嬉しそうに言った。バンとエミリアがビクッと引きつる。アイラは半ば同情、半ば呆れ顔で二人を見やった。まあ自業自得なのだ。一人の少女
「私も聞いたわ。話の中身までは聞こえなかったけど、シスター、なんだか泣いてたみたいだったわ」
「僕は苦しんでるように聞こえたよ。けっこう大きな声だったよね。シスター、バンさんとケンカでもしてたの?」

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