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聖剣物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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聖剣物語 7

彼女は聖剣の守護者たる巫女姫という自分の任に誇りを持っていたし、子供の時からその為の教育を受けて来たので、その事に対しての不満は無かった。
だが、年頃に成った少女が、物語の様な恋に憧れるのは、致し方の無い事だろう。
(ああ・・・何時か何所からか私の運命の勇者様がやって来て、ダモクレスの聖剣を引き抜き、私をこの神殿から解放して下さらないかしら・・・そして私は、吟遊詩人が歌う叙事詩のように、勇者様と共にこの広い世界を旅して、伝説に歌われるような冒険の日々を送るの・・・)
もちろんメリサリムもそれが夢想だという事に最初から気が付いていた。ダモクレスの聖剣は、神より地上に下されて以来。五千年の長きに亘って一度も抜かれる事無く、数多の巫女姫が自分と同じように、何時の日か自分が仕える勇者がやって来る日を夢見て、虚しく日々を過ごして来たのだから。

(・・・でも!!ついに私の代に勇者様が現れて下さった!!)
メリサリムは、自分の目の前で聖剣が引き抜かれるのを確かに目撃した。
その瞬間から彼女にとって、バンは仕えるべき勇者であり、そして自分が唯一愛する事を許された男に成ったのだった。
「ああ!!勇者様!!・・・メリサリムは、ズットズット長い間あなた様をお待ち申し上げておりました!!勇者様に私の全てをお奉げします!!どうぞメリサリムの肉体をご賞味下さいませ!!」
女神ミネルヴァの愛娘たる巫女姫は、聖剣の守護者たる巫女としての使命を果たす喜びと、一人の女として愛する男に抱かれる喜びで、その豊満で豊かな胸が張り裂けそうな程の幸福を感じていた。
(フフフ・・・それじゃあ巫女姫様の体を味合わせていただくとするか・・・)
バンは仰向けに押し倒したメリサリムの美乳を、両手でグニグニと揉みし抱く。
(ぐふふ・・・すげえ柔らけえ・・・本当に女の胸ってのは気持ち良いぜ!!)
メリサリムの巨乳は、力を込めるとバンの指をズブズブと飲み込み、心地良い快感を与える。
「あああん!!・・・勇者様・・・ん・・・何だか変な感じです・・・勇者様に私の胸を揉まれるの・・・トッテモ気持ち良いんです・・・ハン!!」
少女は初めて感じる快感に戸惑いつつも、自分の“勇者様”が与えてくれる快感に身を任せる。
「ククク・・・どうやら巫女姫様は、随分ド淫乱みたいだな・・・白い乳房からピンク色の乳首が、シャブッテ欲しいって、厭らしく勃起してるぜ!!」
バンの罵声にメリサリムの中に住む牝としての本性は、むしろ喜びの声を上げる。
「ああ・・・申し訳ございません勇者様・・・お願いです・・・勇者様の指とお口でもっとメリサリムを苛めて下さい・・・ああ・・・」

神に仕える巫女で有りながら・・・いや・・・戒律の厳しい巫女で有るからこそ、彼女たちは裏では性に関する様々な知識に飢えている。
メリサリムは、同じ年頃や少し年上の巫女たちの猥談からは、常に距離を置く事を心がけて来たが、その手の知識は例えシャットダウンしても、自然と入って来るものだ。
その中でも、女が男に踏みにじられ調教される話は、メリサリムの大のお気に入りで、勇者に牝奴隷として調教される妄想は、夜オナニーをする時の彼女の一番お気に入りのオカズだった。
そして今日まさに彼女の妄想そのままのシュチュエーションに清らかで在るべき巫女姫のマゾ性は、一気に花開いたのだった。

バンはメリサリムの大ぶりな乳房を掴み上げると、ピンと勃起した乳首に吸い付いた。
「あぁん…!!」
メリサリムの口から思わず漏れる甘い喘ぎ声。
バンは母親の乳を飲む赤ん坊のようにチュウチュウと音を立てて吸ったり、舌先で乳首をコロコロと転がしたりした。
「…はぁん!?…あ!あぁ〜!いやぁ!ゆ…勇者様ぁ!乳首ぃ!乳首くすぐたいですぅ…!!」
バンはもう片方の手をメリサリムの股間に這わせる。頭髪と同じ金色の茂みの中を指でまさぐっていくと、しっとりと濡れそぼった割れ目に行き当たった。その中に指を滑り込ませる。中は充分に濡れていた。
「乳を揉まれて吸われただけで、もうこんなにベチョベチョとは…」
クイクイと指を動かしてみる。
「ひゃあぁん!?あぁ…」
メリサリムは喘ぎながらピクッピクッと小さく身を震わせた。膣壁がキュッキュッと締まる。快感に身悶えるその様子が可愛らしくて、バンは調子に乗って指を動かし続けた。
「あ!あぁ!あ!な…なんかぁ…!なんか変なのが…あ!変なのが来るうぅ〜!ああああ!あぁ〜〜!!」
イったのだろう…。メリサリムは全身をこわばらせてビクンッビクンッと先程よりも大きく体を震わせた。

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