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聖剣物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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聖剣物語 53

「ふわぁ〜昨日は久々に犯りまくったな」
昨夜はメリサリム、シスカ、アレイダで久々に4P行ったバンは非常に上機嫌であった。
そして、昼近くに起きて食堂で食事をたらふく食べていた。
「主殿、元気ですね…」
「シスカさん、それが勇者様の良い所ですよ」
元気はつらつなバンと対照的にシスカは昨晩の激しく濃厚なセックスのせいでやや疲れていた。
「その程度でダウンとは情けないぞシスカ」
「しっ仕方ないだろうアレイダ、私はセックスは不慣れなんだ!!」
「まあまあ、シスカ。昨夜は可愛かったから気にするな」
「あっ主様…恥ずかしいじゃないですか…」
昨夜の乱れ振りをバンに可愛いといわれシスカは顔を真っ赤にする。
「怒るな怒るな。今夜も可愛がってやるぜ」
「もっもう、あっ主様」
「惚気はそれ位にして、お前たちの旅の目的は何なんだ?」
「そうだったな。詳しくはメリサリム頼む」
「では、私が詳しく説明しますね」
いちゃつくバンとシスカの間にアレイダが入り、バンたちの旅の目的を訊ねる。
バンはアレイダに聖剣の話などの説明を任メリサリムに押し付ける。
しかし、メリサリムは嫌な顔をせずアレイダにこれまでの旅の経緯や聖剣を探す事情を話す。
「へえ〜〜まさかバンが王族だったとは・・・つまりアレだね。バンは玉の輿狙いで王女をコマしたんだけど、性格が性格なんで国に置いとくと何しでかすか分からないから、国王に聖剣を探すって言う名目で、体良く追放された・・・と」
「オイ!メリサリム!テメエ一体どう言う説明をしやがった!!」
アレイダのあんまりと言えばあんまりな要約にバンは青筋を立てて怒り狂う。
「ち、違います!勇者様と私たちは世界を救う為に聖剣を探しているんです!」
メリサリムは慌てて説明し直す。
「いや!世界を救うって言っても、何から救うっていうのさ?」
「そ、それは・・・」
メリサリム達もその辺の事情は王から全く説明されていないので、シドロモドロに成る。
「まあいいや!とりあえずアンタらに付いて行けば面白そうだし、正直あたしゃもうバンの肉棒の虜だからね!しばらく旅に付いて行ってやるよ!!」
「そうか、頼りにしてるぜアレイダ(こんな美女が仲間になるとは、俺様の人徳だな。ハーレムパーティー万歳)」
何はともあれ、やや惚気ながらアレイダはバン達と行動を共にすることにした。
アレイダを迎え入れながらバンは、自分のハーレムが少しづつ形成しつつあるのことを鼻の下を伸ばしながら喜ぶ。

「それで、次はどこへ行くんだい」
「それは、私が説明しよう。ゼノン帝国へ行き聖剣カシウスを貸与してもらうのを頼みに行くんだが、メリサリムは反対なんだ」
次の目的地が何処なのか訊ねるアレイダにシスカがゼノン帝国へ行き聖剣カシウスを貸与しに行くのを説明しながら、メリサリムが反対してるのも話す。
「聖剣があるって判ってるのに、どうしてゼノン帝国に行くのに反対なんだよ?」
「それを聞こうとしたんですが、主様探しで忘れてました」
「そ…そうだったか……それでメリサリム、どうしてゼノン帝国に行くのに反対なんだ?」
「はい…反対という程ではないのですが、私が聞いた話によると、今あの国は政情不安で国内が乱れていて危険なんだそうです…」
メリサリムによると、ゼノン帝国の現皇帝は暗愚な上に病弱で、政務も満足に行えない状態であり、臣下達は皇弟派と皇太子派に分かれて宮廷を舞台に激しい権力闘争を繰り広げているのだという。
まだ今のところ水面下だけで表面化はしていないが、いつ内戦が勃発してもおかしくはない。
そんな国家中枢の乱れを良い事に、地方では官吏の不正が横行、治安も悪化しているらしい。

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