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聖剣物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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聖剣物語 33

アイラの声は小さく、心なしか緊張で震えていた。
「あ…あの、バン様…私、男性とこういう事をするのは…その…」
「みなまで言うな。分かってるさ…。さあ、こっちにおいで。何も恐がる事は無いよ。俺が優しく教えてあげるからね…ぐふふ」
思わずイヤらしい笑みが漏れるバン。アイラは胸と股を手で隠したまま、ベッドに腰掛けたバンの隣に腰を下ろした。
「バン様…」
頬を染め、潤んだ瞳でジッとバンを見つめるアイラ。
「アイラ…」
バンは彼女の両肩を抱き、そっと唇を重ねた…。
バンの舌がアイラの唇を割って、彼女の口腔内へと侵入していく。その左手は慎ましやかな胸の膨らみを包み込み、そして右手は股間へ…未だ男を知らぬ秘密の花園へと伸びて…

その時だった!

「うっ!?」
バンは突如として身の危険を感じ、アイラから身を引いた。
それとほぼ同時に彼女の右手がバンの首筋をかすめる。
その手には手の平に収まるサイズの小さな短剣が握られていた。
もし気付いて避けていなかったらバンは動脈を掻き切られて絶命していただろう…。
「ふふふ…驚いたわ。私の刃(やいば)から逃れられた人間は初めてよ。よく気づいたわねぇ…」
アイラはそれまでの初々しい態度が嘘のような、ゾッとするほど冷たい微笑みを浮かべて言った。
「一瞬で暗殺者の目に変わりやがったからな…ったく、どこにそんな物騒な物隠し持ってやがったんだい子猫ちゃん?」
「女には秘密のポケットがあるのよ。…それにしても流石は腐っても聖剣の勇者…。ずいぶん簡単にベッドイン出来たから、こりゃ楽勝と思ってたんだけど…正面甘く見ていたわ」
アイラのその言葉にバンは得意気に笑う。
「ありがとうよ相手が例えどんなじゃじゃ馬でも、美女に褒められりゃ悪い気はしねえな・・・さてお嬢ちゃん、悪いが今の奇襲が外れちまったら、もうお前じゃ俺には勝てねえよ・・・確かに中々の使い手の様だが、世の中上には上がいる・・・今ならお尻ペンペンで許してやるぜ」
バンの言葉にアイラは、無言で短剣を逆手に持ち、猫の様に素早く無駄の無い動きで、バンに飛び掛かる。
「早いな・・・だが其れだけだ・・・」
バンは予め分かっていたかの様に、アイラの素早い動きに自らの拳を合わせる。
「グハ!!」
鍛え上げた男の拳を食らったアイラは、一発で床に伸びる。
「悪いな・・・実は以前お前の十倍速い剣士とやり合った事が合ってな・・・再戦に備えて速さが武器の剣士の攻略法は、色々考えていたんだ」

「う…うぅ〜ん……ハッ!」
しばらくしてアイラは目覚めた。
「よぅ、おはようさん」
「クソォ…私をどうする気だ…?」
アイラは裸のまま、手足を縛られてベッドに寝転がされていた。バンが彼女を拘束するのに使ったのは彼女が脱ぎ捨てた衣服だった。
「殺すならいっそひと思いに殺せ!」
「殺す?…おいおい、早とちりするんじゃねえよ。俺はお前みたいなかわい子ちゃんを殺して興奮するほど悪趣味じゃないぜ」
そう言うとバンはアイラの身体の上に覆い被さり、再び唇を重ねた。
「んむむ…!?」
同時に右手が彼女の小ぶりな乳房へと伸びていく。乳房は片手に収まる大きさだ。だが感度は良好のようで指先で乳首をクリクリといじる度にビクンッと身体を震わせる。
「ふうぅぅん!?」
バンは唇を離した。
「…素でこの反応…お前、本当に経験無いな…?」
「だ…黙りなさい!私は暗殺者よ!愛だの恋だのは不要…!」
アイラは顔を真っ赤にしてバンを睨み付ける。
「可哀想に…人生損してるぜ。本来ならお前みたいな美少女、男共が放っとかないぞ。よし、俺が女の悦びってやつを教えてやる」
バンはアイラの両膝を掴むと、彼女の両足を無理やり開き、少女のオマンコに口づけする。
「き!貴様!!や・・・やめろ!!いっそ一思いに殺せ!!」
「嫌だね!!・・・へ〜暗殺者って言っても、此処は他の女と変わらんな・・・フフフ・・バージンだけあって綺麗な色だ・・・では、イタダキま〜す!!」
バンは花の蜜をすする蝶の様に、アイラの秘密の花園に唇を近付け、ペロペロとアイラの愛液を舐めしゃぶる。

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