PiPi's World 投稿小説

聖剣物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 24
 26
の最後へ

聖剣物語 26

「フフフ・・・中々気持ち良かったぞシスカ・・・」
バンは初めて味わう性交の快楽により、陶然とする美少女騎士に嬉しげな笑みを浮かべた。
「はあ・・・はあ・・・スゴイ・・・これがセックスの快感・・・何だか自分が自分じゃ無く成ったみたい・・・」
シスカは全身を上気させて桜色に染め、うっとりとした表情でバンを見上げて言った。
その様が(普段のハキハキとした感じとのギャップもあって)あまりにも色っぽく見え、バンの肉棒は彼女の膣内で再び硬さを取り戻し始めた。
「あぁ…バンのオチ○ポが私のオマ○コの中で大きくなってくぅ…」
「ふふ…シスカ、もう一回するか…?」
「うん、いっぱい愛してぇ…私のバン…」
シスカは頬を赤らめながらバンに抱き付いてささやいた。

その夜、シスカの部屋からは明け方までベッドの軋む音と嬌声が止む事は無かった…。


翌朝。
…チュン…チュン…
「…う〜ん…もう朝かぁ……ってえぇ!!?」
小鳥のさえずりに目を覚ましたシスカは何かに気付いたように飛び起きた。
「グゥ〜…スピィ〜…ガァ〜…」
彼女の隣では全裸のバンが寝息を立てながら安らかに眠っている。
というか彼女も全裸だ。
「あぁ…ああぁぁぁ…」
シスカの脳裏に昨夜の出来事が鮮明に蘇る。
「わ…私は…私は一体何という事をしてしまったのだ…よりによって…よりにもよってコイツと……うわああぁぁぁぁ〜〜〜!!!?」
「…ふわわぁ〜…うるせえなぁ…な〜んだってんだよぉ…?朝っぱらから発声練習でもしてんのかぁ…?」
バンも目覚めた。
「黙れぇ!!!バン・バッカーズ!!」
「…あれ?どした?昨日はバンって呼んでくれてたじゃん…」
「黙れ黙れ黙れえぇ〜〜!!!!うあぁ〜〜ん!!!」
シスカは真っ赤になって幼い子供のように泣き出してしまった。
「何だ…まあ、シスカもがきじゃないから放っておくか、朝飯でも食うか〜」
シスカの予想外な奇行に驚くバンだが、すぐに気を取り直して食堂へ向かった。
今のバンはシスカよりも食事が大切であった。
この男は性欲と食欲と睡眠欲を満たすことが大切なのである。

「いただきまぁ〜す!」
服を着て一階の食堂にやって来たバンは、さっそく大盛りの飯をガツガツと食べ始めた。
「…あ、勇者様!おはようございます」
そこへ、やって来たのはメリサリムだった。
「よぉ!おはよー、メリサリム」
「昨夜は久しぶりのベッドで気持ち良く眠れましたぁ〜」
「無理も無いな。半月間ず〜っとハンモックだったもんなぁ…」
その時だった。バンの半ば開いた懐から何かが食卓の上にコロンと転がり落ちたのだ。
「あら?勇者様、これは…」
「…あ!そ…それは…」
それは昨日シスカに飲ませた媚薬の小瓶だった。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す