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聖剣物語
官能リレー小説 - ファンタジー系

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聖剣物語 103


その晩…
「ハァ…ハァ…おい、そろそろイきそうだ。どこに出して欲しい?」
「あっ!だ…大司教様ぁ!中にぃ…中に出してください!大司教様の子種を私のオマ○コにくださぁ〜い!」
ベッドを軋ませ汗の飛沫を飛び散らしながら激しく愛し合う裸の男女の姿があった。男はバン、女は村娘…バン達が納屋に閉じ込められた時に見張りをした三つ編みの娘だ。
「出すぞ!…うぅっ!」
「…あっ!あひぃ…っ!き…来てますぅ!大司教様の、熱いの、いっぱい来てますぅ〜!あぁ〜っ!!」
バンは絶頂に達し、熱い白濁液が娘の膣内へと注ぎ込まれていく。
娘もバンの精を子宮に受けながら絶頂してピクピクと小刻みに身体を震わせて果てた。

「ふぅ…出した出した…計二十発はヤったか…さすがにもうコイツが勃たねぇや…」
快感のあまり失神してしまった娘の膣から肉棒を抜いたバンは、ゴロンとベッドに横たわってつぶやいた。
「しっかし聖職者ってのも良いモンだなぁ…俺、本当にこのままアザトゥス教団の大司教になっちまおうかなぁ…」
ベッドの上や下にはバンが今犯していた娘の他にも四人の女達が魅力的な裸体を精液塗れにして転がっていた。
皆美しい女ばかりだが年齢は様々で、上は40近い熟女から下は何と12〜13の少女である。
村の女達なのだが驚くべき事に全員処女ではなかった。
盗賊達がこの村を根城にしていた時にヤられたらしく、この村には赤ん坊を除いて処女はいない。
全員盗賊達のお手付きかと思うと面白くないバンであったが、まあ、そのおかげで彼もこうして“夜のお持て成し”を受けられる訳だ。

「ふぅ…」
久しぶりに思うまま女とヤれて満足したバンはそのまま寝に入ろうとした…その時だった。キィ…と静かに扉が開き、意外な人物が寝室に入って来た。
「えへへぇ〜…だいしきょーさまぁ…」
「あ…お前か」
それは白痴の女シャルロッテだった。彼女は全裸だった。
「何だ…お前も俺に抱いてもらいに来たのか?」
「あい〜、あたしエッチだ〜いすきなのぉ〜。だいしきょーさま、あたしとエッチしよ〜よぉ♪」
と言うが早いかシャルロッテはバンの寝ているベッドに飛び込んで来た。
バンは彼女の身体を受け止めようとした……が、次の瞬間!
「死ねぇ!邪教の徒め!」
「…っ!!!?」
シャルロッテの暗く澱んだ瞳に突如として光が宿ったかと思いきや、彼女はどこからか取り出した短剣(しっとり濡れている)をバンに向かって投げ付けた。バンは咄嗟に避けて身を交わす。短剣は枕に突き刺さり羽毛が舞い散った。
「ハァ…ハァ…ビックリさせてくれるぜ。なんかデジャヴみてぇだなぁ…テメェ、アイラの仲間か?」
するとシャルロッテは今までのボケっぷりからは想像も付かないような鋭い目付きでバンを見て微笑を浮かべながら言った。
「…アイラ?そんな奴は知らん。私はカルパシア王国秘密情報局の潜入諜報員…痴者を装いこの村を探っていたが、まさかこんな大物が現れるとは思わなかったよ…。よって予定を変更して大司教である貴殿を暗殺する事にした!お覚悟…」
諜報員(便宜上、以後もシャルロッテと呼称)は新たな短剣を取り出して構えた。ちなみにカルパシア王国とは今いるこの村をかつて統治下に置いていた国家だ。
バンは慌てて否定した。
「うわあぁ〜〜っ!!待て待て待てぇ!!実は俺大司教じゃねぇんだ!!つかどんだけ短剣隠し持ってんだよソコに!?」
「見え透いた嘘を…見苦しいぞ!」
「本当だ!俺の正体はパラム王国から来たダモクレスの聖剣の勇者、バン・バッカーズだ!!俺を殺したらパラム王国とカルパシア王国との国際問題に発展するぞ!」
「な…何だとぉ!?命が惜しくて適当な事を言うな!貴殿が勇者バン・バッカーズであるという証拠はあるのか!?」
「それ…」
バンはベッドの横の壁に立てかけてある聖剣を指差した。シャルロッテは聖剣を手に取ってまじまじと眺めた。
「ふむ…私は数年前にダモクレス神殿を訪れて聖剣を見た事がある。確かにこの剣は聖剣に似ているな…」
「信じてくれたか?」
「…だが精巧なレプリカとも限らん」
「疑うなぁ…俺のこの目を見てくれよ。これが嘘を言っている人間の目に見えるか?」
「濁りきっている」
「うぅ…」
(たっく!どいつも、こいつも、人を見る目の無い心の汚れた人間バカリだぜ!!俺様の純真な煌めきアイズが濁って見えるなんざ、なんて心の荒んだ哀しい奴らなんだ・・・)
バンは世の人々の人心の荒廃を嘆きつつ、首を左右に振り溜息を吐いた。

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