PiPi's World 投稿小説

No. 1キャバ嬢秘密の宴会
官能リレー小説 - 職業

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

No. 1キャバ嬢秘密の宴会 1

「今日は付き合ってくれてありがとね。美緒ちゃん。」
「いえ。あたしこそ、たくさんご馳走になっちゃってありがとうございました。」
「とんでもない。またいつでもご馳走してあげるよ。今日はここでいいの?」
「はい。今日は本当にありがとうございました。またお店の方にも顔出してください。」そう言うと私は車から降りた。
「また来週行くよ。用事済んだらLINEして。じゃあ。」
「…はぁ。」私はため息をつくと、足早に目的地に向かった。
私はとあるキャバクラで働く25歳。元々誰とでも親しげに話せる性格からお客さんには気に入られ、今や店のNo. 1である。
先ほどの男性はとある会社の社長であり、店にもよく顔を出してくれる為、今日は営業の一環として高級料理をご馳走してもらった。
「〜♪」LINEが届く。
「またこいつか…大して店にも来ないくせにゴハンばっか誘ってくる奴…未読っと…。」自分にとって有益な客とそうでない客は対応を変える。でないとやっていけない仕事である。
「…着いた。」私はとある旅館の前に着いた。今からの時間は私にとって最も屈辱的な時間となる。
数ヶ月前。私はある客に指名をもらった。年齢は50を越えた、お世辞にもお金を持ってなさそうなおやじに。
全くお金を使う素ぶりもないので、それなりの接客で済ませていた。そしてその男は何回か来店し、その度に私を指名した。
何度もLINE交換をお願いされたが断っていた。しかし、どこから聞いたのかわからないが、男は私の携帯に電話を掛けてきた。
「美緒ちゃんの秘密を知っている。」
男の話す内容に私は驚愕した。
誰にも言っていないはずなのに、私が何回か枕営業したことを知っていたのだ。私はNo. 1になる為に、他の子の客を枕営業で獲ったことがある。これがバレたら店には居られない所か、他の店でも働くことはできない。
やっと手に入れた煌びやかな生活を失いたくない私は男に頼み込んだ。
男は誰にも口外しない代わりに、私にバイトを勧めてきた。男はコンパニオンを斡旋する仕事をしており、そこで働けと言う。
それぐらいなら…と始めたこのバイトだが、まさかこんな目に合わされるとは思ってもいなかった。
私は旅館に入ると、控え室に案内された。

SNSでこの小説を紹介

職業の他のリレー小説

こちらから小説を探す