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ミニスカ隊第二部〜許されざる雌〜
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊第二部〜許されざる雌〜 46


憧れの冴子がそんなことになっているなどとは知るはずもなく、ミニスカ隊は捜査に一生懸命だ。

鷹野美由紀と相沢七海のペアはすっかり打ち解けたらしく、七海は美由紀を慕い始めていた。
鷹野美由紀といえばエリートたちのミニスカ隊の中で、リーダーをつとめる優秀な婦警である。

聡美たちの話では、この鷹野美由紀婦警もリングスの性的快感に溺れていたなどという話を聞くが、、七海は美由紀がそんな恥知らずな快感を感じる女だとは思えなかった。

七海(そうよ!美由紀さんは最高の婦警じゃないの!!自分の正義のためにも、市民やファンたちのためにも、いやらしい快楽なんか感じたりしないわ。私は美由紀さんを信じる)
美由紀「ん?どうしたの七海」
じっとみている七海に笑いかける美由紀。
七海「あ、いえ!美由紀さん、何でもありませんっ」


そして丸川美紀と荻野千夏もまた、いい先輩後輩の関係を作り上げていた。

美紀「いい?痴漢捜査は真に優秀な婦警でなくては出来ないわ。集中力を欠いたらだめよ」
千夏「はいっ美紀先輩!」
千夏もまた、この優秀な丸川美紀婦警が痴漢などに快感を感じてしまうなどあり得ないと思った。
相手がたとえリングスでもである。


そしてミニスカ隊エリートの神崎薫は、あえて素股痴漢男の取り調べを命じられていた。
薫が素股痴漢にやられて無様な醜態をさらし、敵に捕らえられたという事実を陰で知りながら・・いや知っていたからこそ、冴子はそ知らぬ振りをしながら薫にその役を命じたのだ。

冴子「まぁ、あんな変態痴漢男は薫には退屈かもしれないけれど、リングスと繋がりがあった男だからね。少しでも情報を聞き出して頂戴」
薫「は、はい。。任せてください冴子さん」
薫は顔をやや赤くしながら、緊張したように頷いた。

冴子は取調室に設置してある高性能隠しカメラの映像を見ようと足早に自室に戻っていく。
が、薫と別れた冴子の前に室井が現れた。

冴子「あら?室井管理官。私に何か用かしら?」
室井「実はあなたに忠告をしておこうと思いましてね。」
冴子「忠告?」
室井「はい。ミニスカ隊の敵は、警察の内側にもいるかもしれませんよ。それに、僕はあなたを手に入れることをあきらめたわけではありませんから」
冴子「警察の中に?まさか・・もし敵が居るとしたら、それは婦警の私に手を出そうとしている貴方だわ。私は、いえ、婦警は男の物なんかにはなりませんっ」
冴子は室井の横を通り過ぎた。

室井は振り返らずに一人で小さく呟く。
室井「婦警は男の物にはならない、ですか・・・性犯罪者の性奴隷にはなってるくせにね」
室井の性欲棒がムクッと膨らんだ。

取調室・・今や、薫が一番長い時間を過ごす部屋となっている場所だ。
取り調べには経験に培われた技術が要る。
話術、脅し方、色仕掛け、全てに精通する薫みたいな優秀な婦警でなくては出来ないのだ。


数日前に自分を凌辱した痴漢を前に、薫はばつの悪い顔で座っていた。

痴漢「ん〜?あんた、あの時の婦警さんじゃん!おいおい、あんたが取り調べって、警察も随分大胆なことするねぇ」
薫「だ、黙りなさい!あの時は捜査で、ちょっと演技してただけよ!!」
痴漢「へ〜、婦警さんは演技でパンティぐっちょぐちょにしちゃうんだ?あげくに失神までして連れていかれちゃったんだ?」

薫の顔が羞恥のあまり赤くなる。最低の失態を思い出してしまう。
薫「う、うるさい!貴方は私の質問に答えていればいいの!」
すっかり感情むき出しの薫。
世の男たちに馬鹿にされる、感情優先の駄目女という状態である。

痴漢「ひひひ」
薫「何がおかしいのよ!?今日は貴方のしてきた痴漢行為と、リングスとの繋がりを喋ってもらうわ」
薫は調書にペンを走らせながら、羞恥を怒りでごまかすように口調を強くした。

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