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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 69


シェリル「それだけじゃないわ・・・シエナっていうミニスカ隊員が言うには、鷹野美由紀は痴漢の標的になったの。。そして、男一人による痴漢行為すら止められずに、快楽に堕ちていたらしいわ」
蛍「う、嘘よ・・美由紀さんが・・そんなこと・・」

蛍はショックを受けたようだが、シェリルはやはり全て言うことにした。
シェリル「もしかしたら、、鷹野美由紀は、、、そこで、犯人のペニスを挿入されたかもしれないのよ」

蛍の手からグラスが落ちた。
氷水がテーブルに広がった。
シェリル「ちょっと蛍、大丈夫!?」慌ててその水を拭き取るシェリル。

蛍のショックは尋常ではない。
子供に例えるなら、憧れの戦隊ヒーローのピンクレンジャーが、よがり声を上げながらセックスしてるのを見てしまったようなものだろうか。
正義と信じてたものが崩れ去る感覚。

蛍「・・美由紀さんが、、、男のモノを挿入された?あり得ないでしょ、、そんなの」
シェリル「もちろん裏付けがあるわけじゃないわ、、そう見えたって話よ」

蛍は知っている。
シェリルは軽々しく噂を口にするような性格ではない。
シェリルが言うからには、そのシエナという捜査官は信頼でき、シエナにはどう見ても美由紀が挿入されてるように見えたのだろう。
蛍は息が苦しくなるのを感じた。

シェリル「ねえ蛍?ミニスカ隊に戻る気はないの?貴女なら即戦力になるし、ミニスカ隊を建て直せるかも」
蛍「私は、素行不良でクビになったのよ」
シェリル「冴子さんはきっと復帰に協力してくれるわ」
蛍「・・考えとく」


蛍との昼食を終え、シェリルは再びミニスカ隊本部に戻る。
シェリル「蛍が戻ってきてくれれば、私にとっても心強いわね。もし、彼女が渋るようなことがあれば、私と蛍は独自に動いても…」

茉莉「あのー、どうしました?」
シェリル「へっ?…あ、いや、なんでもないわよ」
宮村茉莉。
ミニスカ隊の新人捜査員だ。
まだ入って日こそ浅いものの、実力をメキメキつけつつある有望な存在だ。

彼女と同時期にミニスカ隊入りした秋野麗子もいた。
麗子は、先輩である早村咲とともに恥態ストリップショーに呑みこまれてしまい長らく出勤していなかったが、宮村茉莉の励ましや咲の復帰もあって、再びミニスカ隊として働き始めていた。

次期ミニスカ隊を担っていく新人ミニスカ婦警たちだ。
セクシーさに関しては、恥ずかしさもあるのかまだまだ微妙な感じだが、ミニスカ隊の厳しいプロポーション選抜を抜けているだけあって、頭だけでなくボディも優秀な婦警たちである。

シェリル「貴女たちこそ、何だか慌ただしいけどどうしたの?」
茉莉は嬉しそうに返事をした。
茉莉「はいっ、今日は私たちに任務が与えられたんです!」
麗子「リングスの残党がまだD地区で悪さをしてるらしくて・・」

シェリル「そいつらを捕まえに?」
茉莉「はいっ!」
シェリル「誰の指示で?」
麗子「美由紀先輩です」

シェリル「・・・(新人をリングス逮捕にあてるなんて、、危険な仕事を、なぜ美由紀は、、)」
シェリル「誰か先輩をつけた方がいいんじゃないの?そうね、正義感が強いっていう神崎薫さんとか、、」


麗子「あ、薫さんなら、今日は昼間から取調室でスキンヘッドのリングス男を取り調べてますよ」
それを聞いたシェリルの顔つきが変わった。

シェリル「なっ!?・・(神崎、、薫、、本当に取り調べなのか)」
しかし同時にシェリルはラッキーだと思った。
実は、シェリルは国際警察で使用している超小型の監視カメラを、あの取調室にこっそりセットしていたのだ。
シェリル(神崎薫さん、、悪いけど貴女の取り調べ風景、しっかり見させてもらうわよ)

シェリル「いいわ、茉莉に麗子、貴女たちには私がとっておきの先輩婦警を派遣するから、しっかりやりなさい」
シェリルには早くも蛍の顔が浮かんでいた。

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