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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 66


シエナ「そ、そうなんデスカ・・」
クールビューティを地でいく桜佳がピンチになるとはにわかには信じられない。
しかし、奴ら相手に危なかったという意味は、つまり性的に感じてしまったということで、婦警としても女としても情けない吐露である。
それを正直に言ってくれた桜佳の勇気と、捜査への真摯さを二人はひしひしと感じられた。

シェリルとシエナは頷きあった。
シェリル「桜佳、あなた確か薫や美紀や涼子と知り合いよね」
桜佳「ええ。ミニスカ隊の海外遠征隊ね、、日本のミニスカ隊は世界のセクシー部隊からも一目おかれてるもの。美紀や涼子とは一緒に仕事をしたこともあるわ」

シェリル「彼女らの動向を少し追ってほしいの」
桜佳「なぜ?彼女たちが捜査するなら安心だわ、、昨日だって才色兼備のミニスカ隊リーダー、鷹野美由紀がドラッグの痴漢を捕まえたって話じゃないか。美由紀と並ぶ坂下摩耶だっている。」

シェリル「ところが、その鷹野美由紀なんだけどね」
シエナが目撃したことを桜佳に話す。

桜佳「そ、そんな…」
シェリル「残念なことに、これは事実なの」
シエナ「美由紀サンは否定してイマシタけど、アノ顔は…」
桜佳「…ミニスカ隊でも、そんなことに」

そこで、桜佳は思い出したことがあった。
桜佳「あのときの美紀は…」
そう、河西姉妹の姉・恵美を救出したときのこと。
美紀がリングスの男の手によってイカされそうになる場面を、桜佳は一瞬ではあるが見ていたのだ。


桜佳が呼び掛けたことで、美紀はかろうじて婦警としてのプライドを取り戻して逆転したが、あれは信じたくない醜態だった。

桜佳「分かったわ、、私も中国人の起こす性犯罪や、中国系ドラッグの奴らの捜査をしてるから関係あるし。ミニスカ隊にも注意を向けてみる」
シェリル「ありがとう」

桜佳「でも、、鷹野美由紀の件は、確証が出るまで誰にも言わない方がいいわ。。彼女は名実ともにトップクラスの婦警よ。その話が真実だとしたら、破廉恥極まりない最悪のスキャンダルになるわ。。女に刑事は無理って話になりかねない」

シエナ「イエス、分かってマス、、私やシェリルだって美由紀サンを信じタイですカラ」

桜佳と別れた二人は、ミニスカ隊本部に戻っていった。
モデル並みのプロポーションを誇る長身の桜佳は、かつて中国系ドラッグの奴らにピンチに陥れられたことを思い出していた。
封印したい過去、忘れたい記憶。

自国のセクシー部隊で、仲間だった郭楊春(カク・ヨウシュン)。
彼女は美しいだけでなく拳法にも秀でていた。訓練中に見せる演武はまさに舞いを思わせる華麗さだったのだ。

だが、ドラッグの変態男により楊春は警察を去った。
怪しい催淫により自由を奪われ、セクシーポリスの誇りともいえるパンティを散々に舐め倒されてぐちょぐちょ状態にされてしまったのだ。
婦警として、絶対にイカされまいと無茶苦茶に暴れる楊春の腰を強く押さえつけて、男は欲望のままにチ〇ポを立てて舐め続けたのである。
そしてついに、悔しさに泣き崩れながら快楽に絶頂してしまう楊春。

ドラッグはそれをビデオに納めて、無情にもネット公開したのである。

市民のために、正義を愛して活躍してきた楊春は、ネットで散々に罵られた。
「雌豚婦警!」「淫乱売女!」「国家の裏切者!」「俺にも舐めさせろ犬婦警!」
などなど・・

当局もこの失態には大きく失望したらしく、彼女に厳罰を下したうえに、ついには解雇通知を出したのだ。
桜佳はもちろん抗議したが、まったく効果はなかった。

楊春の他にも、奴らにひそかに屈辱を植え付けられた婦警は何人か存在する。

桜佳は楊春の敵討ちにと、激情にかられてドラッグに立ち向かっていき、危うく楊春の二の舞になるところまで追い込まれてしまったのである。


その時の屈辱と焦燥、そして悔しいほどの快感を思い出しそうになり、桜佳は慌てて頭を振って歩き出した。
桜佳(変態集団なんかに婦警は負けないのよ!セクシーポリスのミニスカ隊が、スケベ男に負けるわけがないわ!)

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