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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 61



麻里絵「こっちだ、、そこを曲がったらすぐに取調室が」
シェリル「なるほど・・」

取調室に向かう二人だが、向かい側から加賀美冴子が歩いてきた。

冴子「二人して何してるの?今は摩耶と美由紀がいなくて忙しいんだから、早く捜査にあたりなさい」

麻里絵「あ、いや・・リーダー役が優だけじゃ不安ですし、そろそろみんなを指揮する薫さんを呼びに行こうかと」
シェリル「薫さん、取り調べがちょっと長い気がしますね」

冴子「それなら私が見てくるわ、、麻里絵は優のサポートをして頂戴。。シェリルさん、捜査協力には感謝するけど、ミニスカ隊メンバーではない貴女があちこちうろつくのは遠慮して欲しいわ」
シェリル「・・失礼しましたMs.冴子」

麻里絵はもどかしく、悔しかった。
廊下の先にわずかに見える取調室。
そのドアの向こうでは本当に取り調べが行われているのか?
麻里絵(なに考えてるんだ私、、それ以外なにがあるっていうんだよ)


歩きながらシェリルが尋ねる。
シェリル「麻里絵、今薫が担当してるのはリングスの実力者?」
麻里絵「まぁ、あの薫さんが直々に取り調べするくらいだからね。相手はかなりの奴よ」
シェリル「リングスの幹部の中には、新組織のドラッグに移籍してた奴も多い。悪いことにならなければいいけど」



捜査本部では桐原優が忙しそうに電話をとったり指示を出したりしていた。
優「あ、麻里絵、、」
麻里絵「指揮官は大変そうだな。もうすぐ薫さんが来てくれると思うぜ」
優「ほんと!?もう忙しくて死にそう。。今またドラッグらしき奴らに動きがあって・・」

麻里絵「なに!!」
シェリル「どんな?」
優「A地区で爆弾事件を起こすって電話があって、、わざわざミニスカ隊を呼び出してきたわ。」
シェリル「それで?」

優「今は真希を向かわせてる。咲も行きたがったけど、真希が止めてたよ」
西山真希は麻里絵や優のひとつ下の代。
背が高くて、つやのあるミディアムの髪をややブラウンにしている、まさにお姉さんタイプだ。

早村咲は、数週間前にリングスの責めで狂うような快感を得てしまい、さらに後輩まで巻き添えにしてしまったことで謹慎をくらっていた。
そんな悩みからさらに短期の休職をしていた、3年目の本来は元気いっぱいな若手ミニスカ隊員である。

麻里絵「まぁ咲はまだ本調子じゃないしな。真希なら大丈夫だろ」



さて、その頃の咲。
ミニスカ隊の会議室に交通課の松原栞と鑑識課の並木ゆかりがやって来ていた。
この2人と咲は同期で、咲がミニスカ隊入りした後も度々一緒に遊んだりしている仲良しな存在だ。

シェリル「(何かあるのかな?)」
机の上には大小さまざまな物が置かれている。
どうやら一連の事件に関わる証拠のようだ。

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