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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 55

オールバック男も思わず責めを止めて体を起こす。

美由紀「ハァッハァッハァッ・・間に合ったわ」
男「なんだと!一体なにを」

美由紀「摩耶と冴子さんに頼んで、、ハァハァ、緊急の突入を要請していたのよ」
美由紀は、信号を発するための小さなボタンを男にちらつかせた。
男「・・こ、このアマ!生意気なマネを」


冴子のコネで、男の警備隊が動いたらしく、勢いよく部屋に突入してきた。
美由紀は慌てて立ち上がりミニスカートを直した。

美由紀に敬礼して、オールバック男を拘束する突入隊。
涼子や美紀のところにも彼らは行っているらしい。
だが、薫は屈辱的にイカされたことで半失神状態のうえに、足腰がまともに立たず、警備隊に支えられながら外に出た。

違法クラブの中にいた男たちはほぼ全員が拘束されていた。

・・・
こうして、ミニスカ隊特別編成チームの活躍により、リングスの主要メンバーをかなり捕らえることに成功したのだった。

冴子も、自慢のミニスカ隊チームがリングスの主要グループを仕留めたことにとても喜んでいた。

指揮をとった坂下摩耶、そして捜査チームの鷹野美由紀、神崎薫、竹内涼子、丸川美紀は、その功績が買われて階級が上がることになった。

それを聞いたスケベ署長たちは苦虫を噛み潰した顔になっていた。
ミニスカ隊の活躍は邪魔なのである。

署長「階級アップだと?しかし、結局やつらは救援を呼んで、その警察隊が逮捕したんだろうが!」
副署長「はい!それまでの約1時間、ミニスカ隊が中で何をしていたかは分かっていません」

署長「大方、リングスやレイプ魔たちにスケベなことされてただけなんじゃないのか?で、あの河西恵美みたいに気持ち良くなっちまって、助けてーって具合に・・」
副署長「ははははっ、まさか。そんな事はないでしょう。リングスを追い詰めていたんでしょう、たぶん。」
署長「ふん、わからんぞ。。しかし、これでまた加賀美冴子がでかい顔をするようになるな」


・・・ミニスカ隊本部・・・

摩耶「やったわね美由紀!さすがだわ」
美由紀「や、やめてよ摩耶」


海外選抜隊の3人もまわりからキャーキャー言われていた。
涼子「まったく、これくらいでみんなうるさいわねぇ」
美紀「あんな変態ども、大したことないわよ。ねえ薫?」
薫「えっ?ええ!もちろんよ、あたしたちの実力をようやく示せたわね」

モデルのように風を切りながら警視庁を歩く3人。
まわりの男女からは憧れと羨望の視線が降り注いでいた。



同じ頃、都内の喫茶店にて

新聞もテレビのニュースも、リングスメンバー大量逮捕とミニスカ隊の大活躍を大々的に報じていた。

咲「さすが美由紀さんと摩耶さんだね。大量の変態相手でも、かっこよく捕まえちゃうんだからね…それに海外から赴任してきた人がいるんだ…私みたいな馬鹿はもう、戦力外なんだろうね…」

早村咲。
ミニスカ隊のメンバーではあるが、捜査中にしでかした痴態によって謹慎処分を受けていた。
その謹慎期間はすでに解けているが、精神的ダメージが大きくいまだ休職中である。

「ここにいたのね」
咲「え?」
咲の目の前に、一人の少女が現れた。
透き通るくらい真っ白な肌に、天然のブロンド。
その姿はまさに『北欧の美少女』。

咲「しぇ、シェリル…」
シェリル「風の噂で、貴女が刑事を辞めたがってるって話を聞いたのよ」

シェリル・リデル。
咲と蛍の早村姉妹は親の仕事の関係で一時期、北欧のある国に住んでいた。
そこで知り合って、仲良くなったのが彼女である。

咲「ええ・・そうよ。だって私、婦警なのにあんな無様な醜態を世間に晒して、、しかも後輩の麗子にまで・・・今じゃ、堂々と外も歩けないわ!」
シェリル「ふぅん。。なら、名誉を挽回したらいいじゃない」

咲は立ち上がってシェリルに向かった。
咲「簡単に言わないで。摩耶さんや美由紀さんをはじめ、ミニスカ隊はみんな優秀なのよ!海外組の神崎薫先輩や丸川美紀先輩の凄さは私だって知ってるし」
シェリル「ふぅん。。私は独自に知ってるんだけど、、貴女が尊敬してるその先輩たちだってね、、あ、いや、まぁこれは余計な話ね」
咲「な、なによ!?せ、先輩たちがどうしたの?」
シェリルは独自の捜査から、あのクラブでの出来事を全て知っているのだ。が、それを咲に言うのは憚られた。

シェリル「関係ないけど、貴女の直属の先輩だった桐野麻里絵もやられたわ。ま、今頃は捜査本部に戻ってるだろうけど」
咲「そんな、ミニスカ隊最強の麻里絵先輩が」
シェリル「・・発見時、パンティはぐちょぐちょ状態で、、絶頂も確認されていたわ」
咲「やめてッ!!嘘よそんな話!」
咲は耳を塞いでいた。

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