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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 6


摩耶「詳しく話してる時間はないの!次は恵美と祐実がやつらに狙われてるかもしれないのよ!」
優「えっ!わ、分かりました!!すぐ向かいます」
麻里絵はすでに煙草を揉み消して歩きだしていた。

優「ああっ、待ってよ麻里絵っ」
麻里絵と共に入った優は、麻里絵とは反対で名前の通り人当たりのいい性格らしい。
しかし、ミニスカから伸びる足は健康美に満ち、いざという時の護身術も並みの腕ではない。
麻里絵は言うまでもなく、腕っぷしなら冴子や美由紀を抜かしてミニスカ隊でトップといえる。

摩耶(河西姉妹ならあまり心配はいらないだろうけど・・何だか胸騒ぎがするわ)
美由紀「摩耶、大丈夫よ。麻里絵が行くなら、むしろ心配なのは犯人の命のほうよ」
軽い冗談で摩耶を落ち着かせる美由紀。

微笑む摩耶だが、ふと、男と二人でいる咲が心配になり、摩耶は取調室に戻った。

摩耶「あ、あれ!?ドアが、、内側から鍵がかかってる・・」
部屋の中からは微かに咲の声が聞こえていた。
摩耶はドアに耳を押し当てる。

咲「ん、、、ハァ、、、ハァ、ん、、や、、、だ、、めぇぇ、、」
摩耶「っ!!」


摩耶「咲っ!咲っ、どうしたの!?ドアを開けてっ!!」
美由紀「う、嘘でしょあの男、、こんな所でまで!!」

咲「ぁああん!、ま、摩耶せんぱ、、、何でもないの、、何でも、、、んぁぁぁ、、ハァッハァッ、、」
美由紀「ハアアアア!!」
怒りに震えた美由紀は、中国拳法のような鋭い足刀でドアを蹴りつけた。
ガキィンッ!!
金属音とともに鍵が破壊される。

美由紀はドアノブを掴んで押し開けた。
男はそ知らぬ顔で机に座っている。
が、咲は・・床にへたり込んで肩を震わせていた。

美由紀「さ、咲、あなた、まさか、」
摩耶「大丈夫よ美由紀」
摩耶は咲を即座に観察していた。そしてホッとする。
危なかったようだが、かろうじてイカされてはいないようだ。
太ももやお尻、腰回りの痙攣具合、肌の紅潮、などから判断するに恐らく大丈夫だろう。

摩耶(またこの男に顔面騎乗をしていたのね、、)
パンティには新たに漏らしてしまった愛液が濡れ光っていた。

美由紀は勢いよく机にバンッと手をついた。
美由紀「いい度胸ねあなた!ミニスカ隊の本拠地で」


男「はい?何ですか?そちらの婦警さんは、椅子に座ろうとして転んだだけですよ。ねえ?“ミニスカ隊の婦警さん”?」
咲「・・そ、そうです、ちょっと目眩がしちゃって、、あはは」
美由紀「咲、なに言ってるのよ」

摩耶は男を睨みつける。
性犯罪男に顔面騎乗してパンティを舐められ、その上、性的快感を感じたなんて認めたくない・・信じたくない・・・そんな咲の心情を読んだ卑劣な行為なのだ。

摩耶「いいわ、あなたは私が徹底的に絞ってあげる!」

その頃、東区ではミニスカ隊の河西姉妹に魔の手が忍びよっていた。


優はミニパトを運転しながら、麻里絵に言う。
優「恵美ちゃんたち、無事だといいですね」
麻里絵「ふん、別に心配じゃねぇよ、、あんな男共にイカされて堕とされちまうような奴は、ミニスカ隊失格ってだけだろ」
優「・・・」
優は麻里絵の手を見た。
その手は固くギュッと握りしめられていて汗が滲んでいる。
優(本当は心配で仕方ないくせに、素直じゃないんだから・・)優は少し微笑んだあと、アクセルを強く踏み込んだ。


・・・
河西姉妹がいるはずの東区A地点では、空っぽのミニパトが道路に止められていた。

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