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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 5


男「さぁね〜」
そこに、桐野麻里絵がドアをすごい勢いで開けて入ってきた。
バンッ!!

麻里絵「あまり調子にのんなよ、この変態男が」
男「お〜怖い怖い、、おっぱいでかいし凄い美人だけど、おっかないなぁ」
麻里絵「咲をイカせそうになったくらいで喜んでんなよ、、なんならあたしをイカせてみなっ」
麻里絵は中指を突き立てて言い放つ。

摩耶「麻里絵、やめなさい!あなたは戻って」
麻里絵「・・ふん」

恩田奈々や西山真希に宥められながら麻里絵は部屋を出た。


麻里絵「ったく…」
いったん外に出た麻里絵は腑に落ちない顔をしながらスーツの胸ポケットから煙草とライターを取り出し、一服する。

「…麻里絵、もう少し落ち着こうよ」
そこにやって来たのは桐原優。
麻里絵「そうは言うけどさ、被害者は増える一方だし仲間もやられかけた。そんな状況で落ち着けって言うほうがおかしくねぇか?」
優「そういう時だからこそ落ち着くべきなのよ」

この二人は同期で同い年。
ミニスカ隊入りも二人同時だった仲である。


部屋では摩耶の取り調べが続く。
摩耶「あなたねぇ、どっちにしても貴方は逃げられないわよ。早く白状した方がいいと思うけど?」
男「くく・・・暢気だなあんた」
摩耶「・・え?」
男「俺は組織じゃ下っぱの人間だからよ、ただの囮だったんだよ。ミニスカ隊をおびき出すための」
摩耶「・・・どういう意味?」
摩耶の顔に焦りが浮かぶ。

男「捕まる予定だったってわけさ、、、でもまさか、本庁でも優秀で通るミニスカ隊の婦警さんが、下っぱの俺を相手にパンティをびちょびちょにしちまったのは組織も予想外だったろうな、ひひひ・・・あっ、あんたこれを上にどう報告すんだい?正義の味方が虚偽の報告はだめだぜ、くひひひっ」
股間を勃起させたまま、いやらしい笑みを浮かべて遠回しに咲をなじる。

咲は今まで感じたことのない悔しさと惨めさで、唇を血が滲むほど噛みしめていた。

摩耶「黙りなさい!私はそんなことを聞いてるんじゃないの!!あなたたちは一体」
男「今、、パトロールを担当してるのは誰だい?」
男が遮る。

摩耶「えっ?・・」男の予想外の言葉に摩耶が焦る。

摩耶(今の時間は、たしか、、恵美と祐実の二人だ、、)
河西恵美と河西祐実の姉妹。

姉妹だけあって阿吽の呼吸で仕事をこなし、格闘になったとしても二人が一緒ならまず男にも遅れはとらない。
だが摩耶は猛烈な不安に駆られた。

男「くくく、顔色が悪いぜ、ミニスカ隊のお色気お姉さまよ。。仲間がまた情けなくパンティをびちょびちょにされちまうんじゃないかと不安なのかい?」

摩耶「このっ、、!」
思わず部屋を飛び出る摩耶。

摩耶「美由紀っ、恵美と祐実は今どのあたりをパトロールしてる?」
美由紀「えっ?なによ急に、、えっと、、被害女性が多い東区のA、B地点あたりね」
摩耶「今すぐ二人の所に誰か行かせて!!狙われてるかもしれないっ」

美由紀「何ですって!?でも、今行ける人間なんて…」
摩耶「とにかく誰でもいい…あっ」

署の外では、煙草を吹かしている麻里絵と缶コーヒーを飲んでいる優の姿があった。

摩耶「麻里絵、優、今すぐ東区のA・B地点に行ってくれない?」
優「えっ、どうしてです?」

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