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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 124

そんな冴子の虚言が事実になるはずもなく、美由紀と摩耶もリングスの毒牙にかけられようとしていた…

その時、早村咲がふらふらとミニスカ隊本部に帰ってきた。。
できるだけ目立たないようにしているようだ。
それもそのはず。約30分前まで、リングスの男たちの手で快楽地獄に溺れていた咲である。

リングスは咲が淫らな性快楽に勝てないと確信しているのだ。
だから新たな情報を持ち出させるために本部に帰らせたのである。
この行為はもう数回目であった。

これ以上ない最大の屈辱である。
咲は、やろうと思えば、この事を仲間に話してリングスのアジトに乗り込むことも可能なのだ。
しかし奴等は咲が完全に快楽に堕ちたと確信しているのだ。

悔し涙を流す咲。
咲(ううぅぅ、あいつら、どこまで私を馬鹿にして、、、私は婦警よ!エッチな快感なんかに流されるわけがないわ!!)

しかし・・
しかし、咲はこの事をまたしても仲間に知らせなかった。
咲(だって、、こ、これは私の事件だし、、私にはミニスカ隊婦警としての、、そう!!責任!責任があるのよ!だから・・)
だから仲間には知らせない・・・
必死に自己正当化を重ねる咲。

・・・
日本に向かうシェリルはある決意を持っていた。
今回、咲はリングスの魔の手に堕ちただけではなく、崇高でなくてはならない警察官としてのルールを破っていた。

―捜査情報の漏洩、である。
しかも快楽に負けて・・・

事実が明るみに出れば、咲は復帰できたとしても厳しい処分は逃れられない。
いや、性犯罪者を相手にして性快楽を得たなどという時点で職を解かれるのは間違いないだろうが。
それだけではなく、社会的にも生きていけなくなるかもしれない。

幼き日の親友とはいえ、シェリルは咲に対しての失望や怒りや哀れみや、複雑な思いを禁じ得なかった。

しかし、悪の魔の手に堕ちたとはいえ、シェリルは咲のことを完全には見捨てることができなかった。
幼い頃に出会った、彼女の無邪気な笑顔が浮かぶ。
シェリル「咲は、私の初めての友達だった…だから、私が咲の目を覚まさせる。そしてしっかり罪を償った上で、どうするかを決めさせたい」


・・・
咲「奈々、捜査はどうなってるの?」
呼ばれた田中奈々が振り返った。
奈々「あ、咲!なんかね、薫さんたちと連絡がとれないみたいなの」

咲「えっ」
ズキンッと胸が痛む咲。
薫たち3人が後方から支援するというのは、他ならぬ咲がリングスに喋った情報だった。

しかし、
咲はまた新たな情報を得ようとしている。
何のために?
快楽と引き換えにリングスに機密を漏洩するため?
咲は首を振った。
咲(違う!違う違う違うぅ!!・・リングスを逮捕するためよ!そのために情報が必要なのよぉ!)

新たな情報として
蛍がシェリルたちと交信していること。
シェリルが日本に向かっていること。
美由紀さんと摩耶さんが二人だけでリングス本部に潜入したこと。
冴子さんが、まだ3人の状態や私の失態に気付いていないこと。
(もちろん盗撮癖のある冴子は、3人が痴漢に陥落したことも、咲が凌辱されていることも知っている。信じたくなくて知らないフリをしているだけだ)

その時
麻里絵「くそっ!もう黙って見てられねえよ!あたしも美由紀さんたちの応援に行くぜ」
麻里絵は煙草を消して飛び出した。


そんな麻里絵を見ながら、咲は別のことが気が気ではなかった。
咲(シェリルが来る?シェリルがまた日本に来るの!?・・なんで、、まさか、、まさか)
咲は親友でもあり優秀な捜査官でもあるシェリルに恐怖を感じた。

蛍による交信。そしてシェリルの素早い行動。
情報処理に長けたシェリルなら、あるいは私の行為に感づいているのではないか・・・蛍は何故シェリルに!?

咲は不安だった。
憧れのミニスカ隊婦警で居られなくなったらと考えるとたまらなく怖かった。
咲「奈々、シェリルのことは、みんな知ってるの?」
震える声で咲が聞いた。

奈々「ううん。蛍さんによると、シェリルさんが冴子さんや幹部たちには言うなって言ってるらしいよ・・どうしたの咲?顔色が悪いよ?」
咲「え?そ、そうかな・・・」

咲(いやっ、嫌よ!私は悪いことなんかしてない!リングスに負けたりもしてないのに!、私だってエリート婦警になるために頑張ってきたんだもん!美由紀さんや摩耶さんみたいな、冴子さんみたいな・・・冴子さん?そうだ、冴子さんなら何とかしてくれるかも)
ミニスカ隊のトップであり上層部にも顔が聞く、管理官の冴子なら・・


しかし咲は首を振った。
咲(理由もなく、シェリルが来るのを止めて下さいなんて、言える訳がないよ)
言えば理由を聞かれる。
そうなったら、自分の失態を報告することになってしまう。

正義の婦警である自分が、捕まえるべき性犯罪者たちの慰みものにされただなんて、知られるくらいなら自殺した方がマシだ。
しかも自分の情報漏洩によってミニスカ隊をピンチに陥れているとしたら・・・
咲は怖くて仕方なかった。
自分の失態を知られるのが怖い。怒られるのが怖い。婦警でいられなくなるのが怖い。

そんなことを考えながら、いつしか咲の足はまたしてもリングスのアジトに向かっていた。

咲「つ、捕まえなきゃ、リングスを、、私は、私は婦警なんだから、、」
しかし、敵に立ち向かうと言いながらも、咲の心は快楽の予感に高鳴り、オマ〇コは疼き始めていた。

我々は性欲まみれのチ〇ポを勃起させながら、咲のおためごかしの婦警精神を称賛し、婦警の正義を信じるのである。


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