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ミニスカ隊ピンチ
官能リレー小説 - 職業

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ミニスカ隊ピンチ 102

長官はもうメロメロ状態である。


「こ、こんな破廉恥な、、何が正義のミニスカ隊よ!、ペニスを勃起させるような卑猥な男に、婦警が神聖な女性の胸を揉ませるなんて」
「まったくですね!、婦警を指導する立場にありながら、性欲まみれの男と汚らわしい性行為に耽る。絶対に許せません」

そう、長官室にはシェリルたちの仕掛けた隠しカメラがまだ残っている。
シェリルとイリヤは、自分たちが帰った後も冴子達の監視をするよう、一部の人物に言伝をしておいたのである。

その一人が柳川聡美。
冴子とは同期であり、警視庁の管理官をつとめる美女である。
加賀美冴子と並んで評されるのは実力と経歴だけではない。
その有り余る美貌とムチムチした、いやらしいセクシャルボディもである。
冴子とライバル関係にあった彼女に、シェリルは目をつけたのだ。

そしてもう一人が聡美の部下・上坂若菜。
警察に入って以来ずっと、聡美の右腕となっていたのが彼女だ。美由紀や摩耶と同期でもある。

聡美「やり方が相変わらず汚いわね」
若菜「ミニスカ隊、こんな女が仕切っていては婦警の名が汚れます」
聡美「シェリルたちに合わせる顔がないわね」

聡美はしばし思案顔で押し黙っていたが、遂に決断を下した。

聡美「このミニスカ隊の愚行は、絶対に世間に晒す訳にはいかないわ。婦警への信頼が完全に失墜してしまう」
若菜「そうですよね…でも、どうするんですか?」

聡美「私たちで、真のミニスカ隊を組織するのよ」
若菜「真の…ミニスカ隊・・」
聡美「そうよ!見なさい若菜、この映像を!! 婦警でありながら現実に立ち向かおうともしない、、、ひたすら現状を肯定し続けて、何かあったらその場逃れの言い訳をして、あとは快楽を貪るだけの見苦しいメス豚! こんな女に任せていたらミニスカ隊は完全に腐りきってしまうわ!!」
若菜「はいっ!聡美先輩の仰る通りです!私も協力します」

若菜「しかし・・もし加賀美冴子がいつまでも引かなかったら?」
聡美「その時は・・・残念だけど、マスコミやプレス関係者に彼女たちの無様で愚劣な映像を提供し、、社会的に断罪してもらうしかないわ」
その言葉に若菜は唾を飲み込んだ。
聡美は本気のようだ。

それからすぐに、柳川聡美と上坂若菜は新たなるミニスカ隊を立ち上げるべくために奔走し始めた。

現ミニスカ隊メンバーの桐原優・桐野麻里絵・西山真希・田中奈々・早村咲・秋野麗子・宮村茉莉。
さらに河西恵美・河西祐実の双子の姉妹。
彼女達に関しては堅実に結果を残してきたメンバーであり、聡美もゆくゆくは自分のミニスカ隊に引き入れたいと考えていた。

因みに、シエナ・オーウェンは、シェリルの推薦もあって国際婦警団のメンバーに加わることになっている。

―ある日、聡美は二人の女性警官を面談と称して呼び出した。
荻野千夏と相沢七海。
この二人はミニスカ隊の初期メンバーだったが、リーダーである加賀美冴子から失格の烙印を押され、他部署へ左遷させられていたのだ。

聡美「わざわざ呼び出しちゃって悪いわね、二人とも」
千夏「いいえ、ところで、何の話でしょう?」
千夏は聞いた。

聡美「二人とも、もともとはミニスカ隊に所属してたわよね。。早村咲さんたちと同時期に入隊して」
七海「はい…といっても、最初の数ヶ月だけですけど…」
千夏「冴子さんに『あなた達には才能も資質もない』って言われて…」

聡美「まあ…いろいろあったのね」
聡美は話を続ける。

聡美「実はね、私たちは今のミニスカ隊は信頼できないと考えているのよ。まだ証拠を貴女たちに見せる訳にはいかないけど、、上層部のエリート婦警が性犯罪者に敗北して、快楽まで感じてしまうというかなりショックな事実を掴んでるわ。いえ、実は若手のミニスカ隊婦警にも、淫らな快楽に溺れて無様な姿を晒した婦警がいるの。。組織は腐り始めているわ」

この話は千夏と七海にはかなりショックだったようだ。
千夏「そ、そんなことが…信じられません」
七海「私も・・・信じられない」
聡美「だけど事実よ・・・そこでね、私たちで新たなミニスカ組織を作り上げるために、二人の力も貸して欲しいの」

七海「でも、加賀美課長に見限られた私たちで、何かできるでしょうか」
聡美「私は貴女たちの仕事ぶりを観察してたけど・・資質は十分あると思うわ。だから呼んだのよ」

聡美も加賀美冴子も、対立こそしていたが、どちらも周りが認めるエリート女刑事である。
そんな聡美に声をかけられて、千夏と七海は喜んでいた。

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