PiPi's World 投稿小説

海で・・
官能リレー小説 - 年上

の最初へ
 986
 988
の最後へ

海で・・ 988

気がつくと日は明け、朝日が差し込んでいる。
今日は土曜日、休みだから別に急がない。
かといって二度寝する気もなれないから、ゆっくりと身体を起こす。
今日もいい天気だ。

着替えて1階に下りるが、父さんもあかりさんも寝ているのか部屋は静かだ。
こんなことは珍しい。

まあまだこんな時間だ…父さんとあかりさんが寝ているのは当たり前かぁ…
それに昨晩頑張っちゃったなら、それは尚更だよね;…

その点、充分に寝た僕は元気ハツラツだぁ。
久しぶりにジョギングでもしてみようかな…?

今は部屋着だけど元はトレーニングで着てたジャージだし。
そう思ったら決断は早く、玄関でランニングシューズ(これも履くのはいつ以来だろう)を取り出し、軽く家の近所を走ってみる。
…高校に入ってからはろくに運動してないから、ちょっと息が上がるのが早い。

「あー、鈴木くんだぁ。へぇ、君もジョギングするの?」
後ろから女の人に声をかけられ振り向く。

「ああ、どうも…」
それは、シンクロ部の松永先輩だった。

「こんな早朝に君に会えるとは思ってもいなかったはぁよ…」
汗で張り付くTシャツ…ブラジャーがかなり見えていますけど;…

「あっ;…僕も先輩に会えるなんて感激です…」
ちゃんと言うと、“そんな松永先輩のエロい姿が見れて感激です”ってことなんですけどね;…

「お家はこのへんなの?」
「そうですよ」
「へぇ…結構近いんだな」
「先輩は週末はいつもこんな感じで?」
「トレーニングは大事だよ。日々の積み重ねが大切なんだ」

爽やかな笑顔に、汗で透けたブラ…股間が元気になりそうで一緒に走ろうと言われても…

SNSでこの小説を紹介

年上の他のリレー小説

こちらから小説を探す