海で・・ 982
「おい…そんなことされたら…」
「私は嬉しいよ」
豊かな胸をテーブルの上に乗せるようにくつろぐ初音。
それも巨乳ならではの光景だな。
「夢みたいだよ、大好きな男の子に、自慢の手料理食べてもらうの、ずっと憧れていたんだ…」
そう言って貰えるとやっぱり嬉しい…
「こんな僕でよかったら、何時でも飛んで来るぜぇ。」
何と言っても初音のそんな姿を見れるなら、何を置いてでも来ちゃうよね。
「よかったぁあ〜、今度はもっと時間を掛けたもの作るからね。」
「週末時間があればいいなぁ」
「そのときはまた、ネ」
ニヤリと初音が笑う。
…またその格好を披露するつもりですか?
「お姉ちゃんがやってるお店にも行きたいけどね」
「ああ…今度話しつけておこうか?」
オーナーはミキさんのお姉さん、梨花さんだしね。
そういえば梨花さんにも、初音のお姉ちゃんである咲乃さんにも、母さんの亡くなった日の御礼をちゃんと言ってはいなかった…
あの日届けて貰った弁当の味は、今でも忘れることは出来ない…
「咲乃さんは元気にしているの?…」
初音の巨乳を眺めながら尋ねる。
そういえば咲乃さんも…初音に負けず劣らずのデカさだったよな…
「毎日楽しそうだよ。お姉ちゃん、ずっとそういうのに憧れてたから」
「さすがに家には帰ってこないか」
「お父さんは『出てった奴のことは知らん』って。でもお父さん料理全然出来ないから1人の時はいつも困ってるんだよね」
初音は悪戯っぽく笑う。
チラチラと見える豊かな谷間が、妄想を掻き立ててくる。