海で・・ 980
その後はもう、力が抜けて完全に流れに身を任せ、初音の膣にすべてを注ぎ込んだ。
「初音、大好きだよ…」
倒れ込み、初音の豊乳にダイブする恰好で最後まで熱い塊を送り込んだ。
…その直後、ムードをぶち壊すように盛大に鳴り響く僕のお腹。
「やっぱりお腹空いていたんじゃない」
初音は僕を抱きしめながら笑った。
男って射精が終わるとすぐに頭が切り替わるって聞くけど、正に今の僕はそうだよね;…
まったりしたそうな初音を置いといて、頭の中は食事のことでいっぱいになる…
「いいよぉ、何か作ってあげる…」
もう一度腹の虫が鳴るのを聞いて初音は身を起こす。
「悪いねぇ;…」
僕は照れながらも、そそくさと小さくなった自分のモノをティッシュで拭った…
初音はニコリと笑いながらそのまま部屋を出ていった。
…いや、服着なくていいの?
「あっ、一馬はシャワー使ってのんびりしててよ」
「う、うん…」
一度扉を開けてそう言った後、初音が階段を駆け下りる足音がした。
「まあ、いいか…」
僕はお言葉に甘えて風呂場を借りるのだった。
やっぱり風呂場も新築の家みたいにピカピカに磨かれていた。
僕は落ち着かない気分でザット汗だけ流す…
出る時にはもちろん汚していないかチェックした。
陰毛でも残していたら、きっと直にでも分かってしまいそうだもんね;
そんなことで僕はあっという間に風呂から出る。
美味しそうな匂いはここまで漂ってきていた…
また腹の虫が疼く…
僕はパンツだけ掃くと、上半身裸のままで初音の元に向かった。
キッチンがどこにあるの、とか聞くまでもなく良い匂いだけでその先がわかる。
初音の料理の腕前は相当なレベルだ。
「お待たせ、簡単なものしか出来ないけど、お腹は満たされると思うよ〜」
そう言って僕に微笑む初音…
「…初音、その恰好って」
「ん?男の憧れじゃない?」
目の前の初音、その姿は「裸エプロン」だった…