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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 972

「それなら嬉しいけど、いいの?」
初音の作る料理は美味しい。でも、今の時間だと家の人も…
「大丈夫だよ!うちは共働きだから、帰ってくるのはもうちょっと後」
「そっか…それじゃあ…」
僕がその気を見せると、初音はぱあっと明るい表情を見せた。
…可愛い。
それと同時に、豊かな胸元が波打って見えた。

まあ胸のことを気にしている初音には申し訳無いけど、やっぱり僕も男なんだとつくづくと思っちゃうな;…
今まで自分は、さほどオッパイ好きという訳では無いと思ってはいたんだけど、それは大きな勘違いだったよ;…

「さぁそれじゃ急ぎましょ!…クラスの子に会ったら台なしですもの…」
初音も僕と同じようなこと考えてたんだね。

周囲の目を気にしながらも、初音は僕の手を握って駆け出す。
僕もそれに負けずについていく。
他人の目は気になるとか言ってながら、案外この状況を楽しんでるよね。
それは僕もだけど。

…幸い誰にもばれることなく初音の家に来ることが出来た。
中学も一緒だったし、実は結構近所だけど、初めてなんだよなぁ。

綺麗に片付けられた広いリビング…
きっと初音のお母さんも、こういうことには長けているんだろうな…

「私の部屋に案内しますね。そっちに方が落ち着くと思うから…」
「あ、ああ…ありがとう。」
やっぱりこんなに綺麗な所だと、汚しちゃいけないって気も使っちゃうもんな…

初音について行く形で部屋に案内される。
初音の部屋も綺麗に片付いていてスッキリしていた。
真帆でも優ちゃんでも、女の子はしっかり部屋を整理して、こまめに掃除してるんだなぁ、と感心してしまう。

「一馬の好きなもの作ってあげる…んん、えっ?」
してはいけない、と思いながらも、欲にとらわれた僕は背後から初音を抱きしめていた。

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