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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 971

彩花と別れ、僕が教室に戻った時には既に5時間目の授業が始まっていた。
僕は身を屈め、コソッと自分の席に着く…

「なんだお前…便所で一人エッチでもしてたのか?…」
隣の席の彰人がニヤつく…

「馬鹿言うな…」
それ以上のことをしていたなんてコイツが知ったら、きっと腰を抜かすよな;…

午後の授業も淡々と進んでいく。
昼休みにあれだけ激しいことをしておきながら、不思議とすっきりとした気分で午後を迎えられるのはなんでだろうな。

何事もなく一日が終わる。
「一馬」
朝約束をした初音が僕に囁く。
「今日は早く切り上げてくるね。楽しみにしてるよ」

「ああ、僕の方こそ…」
楽しみにしてるって…まさかそっちのことじゃないよね;…
だけどやっぱり…初音の大きな胸を見るとどこか期待してしまうよね;…

初音と別れコソッと待ち合わせのファミレスに向かう。
こんな時に野郎どもにでも会ったら、初音とのデートは帳消しになっちゃうもんね;…

通りから見えない席に座り、ドリンクバーを行き来しながら初音の到着を待つ。
うちの学校の生徒がやって来ないか心配になりながら待つこと数十分、初音が店にやってきた。

「早かったね」
「今日は特別!」
…まったく、僕に対してどこまでも献身的な初音には頭が下がる。

「どうする…?何か食う?…」
テーブルの脇に立ったままの初音を見上げ、僕は首を傾ける…

「お腹空いてる?…」
「ああ、こんな時間だからね…」
実のところ昼に彩花とあんなことになっちゃったもんだから、昼飯は余り食べれなかったんだよね;

「よかったら家来ない?、こんな所より美味しいもの作るはよぉ。」

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