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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 958

食事前から出来上がっているじゃないですか…
まあ久しぶりだろうから大目に見ないといけないね。
隣のあかりさんは何も言わず笑顔を絶やさない。
やっぱり女性は強いってことかな。

「いただきます」
久しぶりに3人の夕食を楽しむのだった。

腹いっぱいになったところで席を立つ。
久しぶりってことは、父さんとあかりさんが二人でゆっくり出来るのも久しぶりってことだもんな。
まあ観たいテレビも無いし、ここは早々にお邪魔虫は退散してあげた方がいいよね。
 
「あら、もう自分の部屋へ行っちゃうの?…」
「うん、学校で汗かいたから、風呂入りたいんだよね…」

「ふふ、若いっていいわね。いい汗かいてきたのね」
「ま、まあね…」
…あかりさんはこういうことには鋭いからなぁ。

父さんはまだ晩酌中。
いったい今夜はいつまで呑むんだろう。
身体には気をつけてくれ、と心の中で呟きながら、僕は風呂場に向かった。

脱衣所でパンツを下ろすと、皮に挟まったままになっているティッシュペーパーの切れ端を見つける…
一人エッチの後でもそうだけど、後処理のその小さな切れ端が着いたままになっていることはよくあることだった…

またやっちゃったぁ;…
まあこれがここでよかったと思う…、小便する時に野郎共に発見されたら、何言われるか分かったもんじゃないないからね…

蛇口を捻り、シャワーを浴びる。
一日の疲れが取れる癒しの瞬間だ。

「一馬に全部話すとすっきりする!演劇部でもいつでも待ってるよ」
別れ際に見せた茜の笑顔は、いつもの彼女に戻っていたのを証明するものだった。
やっぱり茜は、いつも笑顔でいるのが似合ってるよ。

「うん…」
笑顔の茜、そういえばこのバスルームで茜としたこともあったな…
そのときを思い出すと股間がピクリと反応する…

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