海で・・ 950
ダメだとは思っていても、股間は興奮を増すばかり。
茜は僕の胸に顔を埋めて嗚咽を漏らす。
「茜…ここじゃちょっと…」
僕もこのままでは欲望を抑えられない。
「いいよ…2人きりになれる場所なら…」
茜は僕の腕をギュッと掴んで歩き出す。
「ど、何処行くんだぁよ;…」
僕は前屈みになりながら、茜に引きずられるように着いていくしか無かった…
なんだか男女が逆のような気もしないでも無いけど、やっぱり茜はこうでなくちゃ…と、嬉しくもあった。
「何ニヤついてんのぉ?…我慢出来ないの?…」
「そんなことは…」
「私だって我慢できないから…ね」
結局学校まで戻ってきた。
茜が僕を連れてきたのは演劇部の部室…の隣の部屋。
「いいのか、こんなとこで」
「大丈夫。今日は誰も来てない」
この隣の部屋はいわゆる衣裳部屋。
一度だけ来たことがあるけど、そのときよりも広く見えた。
「一馬…」
茜が再び抱きついてきた。
その勢いでバランスを失い、床に倒されてしまう…
「好きよ…誰よりも一馬が好き…」
上になる茜にワイシャツが託し上げられ、乳首を弄られる…
「ぁぅ…!」
僕は思わず女の子みたいな吐息を漏らしてしまう;
茜は僕の身体あちこちにキスしていく。
その唇が触れる度に声を上げてしまう。
「茜…」
上から力をかけてくる茜の身体を抱きしめる。
顔を上げると涙に濡れた、それでも笑顔の茜がいた。
その唇を奪い、制服を脱がしていく。