PiPi's World 投稿小説

海で・・
官能リレー小説 - 年上

の最初へ
 935
 937
の最後へ

海で・・ 937

そんな僕とあかりさんの会話を父さんは知らない…
もしかしたら父さんのことだ、浮気が僕たち2人にバレていることも分かっちゃいないかもしれないよね;

「父さん僕も入るよ…」
脱衣所で服を脱ぎながら、曇りガラス越しに父さんに声を掛ける…

「おう、もうすぐ出るから待っとけ」
「いや、一緒でもいいよ」

夕食を共にしないから、父さんと風呂に入るのも久しぶりのことだ。
男同士でしか話せないこともたくさんあるし。

「なんか、さっきはすまんな」
「父さん、ホントはあの時どこで何してたのさ」

「あっ;…まあ、男にはいろいろあるのさ…」
父さんは僕から目を反らす…

「“男”って言うけどさ…僕だって男なんだぜ…」
もう童貞でも無いし、経験した人数だってある程度はいっているもんね…

「お、おう…そうだったな…一馬ももう立派な男だったよな…」
父さんはそう言って、僕の股間に視線を戻した。

「立派になったもんだな」
「どこ見て言ってるんだよ」
「いや…一馬もそういう女の子と出会えたんだなって」
「まあね」

経験した相手はたぶん、両手を越したはずだと思う。
自分に自信は持てたとは思えないけど、出会いの数だけ、成長できたと思っている。

「父さんの高校時代はどうだったの?…」
確か紀美子さんと付き合っていたんだよな…

「ああ俺は真面目なもんさ…、彼女一筋、他の子には目も向け無かったさ…」
「へぇ〜そうなんだ…」

親子なのに、僕との余りにもの違いにちょっと驚く…
まあそれが普通なんだろうけどね;…

SNSでこの小説を紹介

年上の他のリレー小説

こちらから小説を探す