海で・・ 922
潤さんが腰を浮かせて脱がせやすいようにしてくれる。
その薄布は汗なのか、それとも別のものなのか、じっとりと濡れ重量感を増していた。
「ああっ、すごい、一馬くん…」
潤さんが潤んだ瞳をこちらに向け、熱がこもった声で囁く。
「こんなに大きいんだ…私、ドキドキしてる…」
その手が僕のソレを欲すように伸びてくるのがわかる。
カリ下の部分に中指と人差し指を掛け、潤さんは僕を引き寄せ…僕自身をソコに誘う…
濡れた潤さんの入口は既に口を開き、僅かに腰を迫り出すだけで、何の抵抗も無く僕の亀頭を飲み込んでいた…
「入っちゃったねぇ…一馬くんの…」
見上げながら、潤さんは優しく微笑む…
「あぁ…潤さん…」
精神的にいっぱいいっぱい、余裕があるわけがない。
それでも潤さんの顔だけは、反応は知りたくて、顔を上げる。
「一馬くんの、すっごく熱い…私のことはいいから、好きにして…」
「潤さん…」
言われるより早く、腰が激しいものを求め動き出す。
ぐっと前に迫り出し、潤さんの中に全てを入れる…
陰毛同士が擦れ合い、恥骨同士がぶつかる…
「ああぁ〜ん…奥までぇ来たぁあぁ…」
僕はもっと奥までの侵入を求め、潤さんの両膝を抱え上げ、それを自分の肩に乗せた…
「はあっ、あああっ、すごい…硬いのがきてるよ…」
潤さんは恍惚の表情で僕自身を受け入れ、悩ましげな声を上げ続ける。
僕は潤さんの両足をしっかりと抱えてホールドしながら自らをさらに奥へ、奥へと打ち込み続ける。
次第にその中がきつく、搾り上げるように締め付けてくる。