海で・・ 920
あかりさんという母親代わりの存在はいても、僕にとっては何かが違う。
あかりさんと関係を持つのは今でも後ろめたい気持ちになるし…
「ふふっ、可愛い…」
潤さんは僕の頭を撫でて言う。
「一馬くんは、今まで、甘えたい気持ちを我慢していたんだよね」
そうなんだろうか?…
確かに年上のミキさんとも対等でいたいと…どこか無理をしている気もするけど…
まあこうやって大きな乳房に抱かられ、頭を撫でられると…なんだか子供に返ったようで心地好いのは確かだ…
この際だし、思いっきり潤さんに甘えてみるのもいいかもしれないよな…
僕はそう思いながら潤さんの乳房にさらに強く吸い付く。
「んんっ…あぁんっ!」
潤さんが初めて甘い声を上げた。
それに調子に乗って、乳首の周りを舌で舐めあげていく。
「ああっ、んっ、上手…うぅっ!」
潤さんが僕の頭を抑える力も強まる。
身体が熱く火照り、脇に汗が流れる…
僕は乳房に埋もれながらも自らの手でブレザーを脱ぎ、シャツを開ける…
頭を抱きしめていた潤さんの手は、そんな僕の背中を滑るようにして下りていき、僕の二つの尻肉を掴むようにして揉んできた…
僕は恥ずかしさにドキドキしながりも堪らずに、その姿勢のまま潤さんを床に押し倒した…
「あ、ああっ…一馬くん…」
「潤さん、もっと、2人で、気持ちよくなりましょうよ」
他に言葉が思い浮かばず直球のような言い方になったが、僕の今の気持ちはそれ以外には存在しない。
「ふふっ、一馬くん…好きよ、そういう男の子」
潤さんは僕を見上げて微笑んだ。