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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 890

「ありがとう…一馬くん…私も、大好き」
ミキさんもそう言ってくれた。

浴室の床にへたり込んだミキさんともう一度キスを交わし、お互いの愛を確認しあう。
「私はもう一度シャワー浴びるから、一馬くんは…ね」

「あっ…でも…」
もっとミキさんとこうしていたかった…

「ダメよ…きっと美月ちゃん、首を長くして待っている筈よ…」 
そう言って、半勃ちになった僕に触れてくるミキさん…

そんなことされたら、益々出て行き難くくなるじゃないですか…;

「美月ちゃんに男を見せておいで〜」
ミキさんは僕の背中を軽く押して浴室から送り出す。
「わかりましたから…ミキさんはゆっくりしてて下さいね」
「はいはい」

促されるまま部屋に戻…
「ああ…あ、ああっ、一馬くん…」
…美月ちゃんの声が。

これは正しく一人で;…

当然僕とミキさんの声は聞こえていただろうし…
それを考えると、なんだか美月ちゃんに申し訳なくもなる…

「うぉほん…」
僕は自分の存在を示すように、技と咳ばらいしてみせた…

「あぁ……っ、ひゃ、ひゃぁあ!?」
シーツがバサバサという音を立て、美月ちゃんが慌てているのが容易に想像できる。

「美月ちゃん…」
「か、一馬くん…き、聞いてた…」
「まあ、それはそれで…」
僕は部屋に足を踏み入れ、美月ちゃんに近寄る。

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