海で・・ 885
その代わりに聞こえてきた、笑い声。
それがする先は、もちろん…
「そこにいるのはわかってたよ、一馬くん」
「うぇっ…」
そう言ってるミキさん、必死に笑いを堪えている。何もそんなに可笑しがることないだろう。
「一緒に入る?」
「園田さんは…」
「ふふふっ…私の演技はどうだった?…」
なんだ…この声の近さは扉のすぐ向こうにいるんだな;…
「なんかクチュクチュって擦れる音が聞こえていたけど…」
やばい;…
そんな音まで聞かれていたんですか;…
「ふふふっ…私の演技はどうだった?…」
なんだ…この声の近さは扉のすぐ向こうにいるんだな;…
「なんかクチュクチュって擦れる音が聞こえていたけど…」
やばい;…
そんな音まで聞かれていたんですか;…
…あの料理の効果は恐ろしい。
それにも増して浴室の中の2人の演技のせいで股間は大変なことになっている。
「一馬くん、入ってきていいよ…私たちも、ホントはすごく興奮してるの」
ミキさんの声に、今度は演技じゃない熱っぽさがある。
そう言っくれるのは嬉しいけど、やっぱ園田さんにコレを見せるのは恥ずかしい;…
もしここにいるのがミキさんだけだったなら、『こんなになっちゃったよ!』とおちゃらけて見せることも出来ただろうけど、園田さんには今までに一度も見せたことも無い訳だし;…
「どうしたんです?…もしかして私がいたらお邪魔かしらぁ?…」
ぐずぐずしている僕に気を使って、園田さんが言う…