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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 869

「毎日!?」
僕と園田さんは揃って大声を出してしまう。
成美は黙ったまま厳しい視線を藤堂先生に向ける。

「…私は違うけどね」
ミキさんのフォローは救いになるのか。

「で、なんであかりさんと藤堂先生が」
「俺の無理矢理に近いんだ…彼女がタオル一枚で玄関まで来るもんだから…」

まあ家の中では全裸でいることが多いあかりさんにとっては、普通のことだ…
人が来たんで仕方なくバスタオルを巻いたんだろう…

「だからって、そんなの見慣れているんじゃなくて?…」
確かにそうだ…
毎日入れ替わり立ち替わり違う女の先生の裸を見ていたなら、バスタオルだけの姿なんてまだマシじゃないか…

「…それも、確かにそうだけど、あの時は何かが違ったんだ…」
藤堂先生はゆっくりと、言葉を選ぶように話す。

「普段は自分が受け身なことが多いから…でもあの時は彼女の姿に興奮して、欲望を抑えることができ無かった…彼女には申し訳ない気持ちでいっぱいだよ…」
…あかりさんは、そのときどう思っていたのだろう?

「無理矢理に…ってことだったんですか?…」
「それは…この場で何を言っても信じては貰えないだろうが…合意の上だったと僕は思っている…」

あかりさんなら有り得るかもしれない…
殊更イケメンには目が無い人だからな…

「合意の上だったなら問題は無いんじゃない?…それなのにどうして逃げるような真似を…?」

「いや…それが、まさか双子の妹さんが同じ学校で一緒に働いてるだなんて思わなくて…何かばれたら怖くなったというのもあって…」
…みゆきさんのことか。
みゆきさんだって藤堂先生とは関係を持っていたのではないだろうか?
それとも弱みを持たれるとでも思ったのか?みゆきさんがそんな性格だとは思えないが。

「それに…彼女が妊娠したと聞いて…」

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