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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 841

「もう、心配になりますよ…誰かにどこかで襲われやしないかと…」
「今日は暑かったし爽やかに行きたかったの、一馬くんも喜ぶかなぁって…」
ミキさんは子供のような笑顔を見せる。
こんなやりとりも久しぶりだなぁ…ちょっと感慨深い。

そんな話をしているうちにプールまでやってきた。
「まだ静かですね」
「そうだね……あれっ」
ミキさんが更衣室の方からする物音に気付いたようだ。

「誰かもう着替えているんですかね…?」
「あそこは男子水泳部の更衣室よ、私たちの更衣室はあっち…」
ミキさんは目線だけでその方向を示した。

そうだった…
今は誰も使っていないあそこで、僕は4Pに近い行為をヤッちゃったんだった;…

少しだけあの日のことを思い出してしまったことを後悔しそうになる。
今はミキさんが傍にいるというのに。

…気にせずミキさんと一緒にやり過ごそう、そう思っていたが
「あぁ…やぁぁあん、ダメ、誰か来ちゃったら…」
!?
中から聞こえるその声に、僕もミキさんも思わず足を止める。
「んんっ、だ、ダメ…あぁ、あぁああぁ…」

…成美?だよね…?

ってことは、一緒にいるのは涼かもしれないな;…
「困ったものね…そういうことには寛容な校風だからいいけど、他の学校だったら少なくとも停学にはなるはね…」

「そ、そうなんですか?…」
僕もこの学校内では何度もヤッているから、他校ではそんなに厳しいとは思いもしなかった。

「心配なの?…この学校は今の校長がいる限り大丈夫よぉ…」

今の校長…唯のお母さんだって言ってたな…
あの人、かなり若く見えるけどそれだけの実力があるんだ。
まあ、それには感謝するしかないよね。

「ああっ、ダメ…そんなぁ、ああ〜ん!!」
成美の甲高い声が扉の外からでも聞こえてくる。
それにはミキさんも立ち竦んでしまう。

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