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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 810

擦るスピードが次第に上がっていく…
素手で握る普段の時とは違ったもどかしさはあるが、これが秀人のパンツだと思うと気分もまた変わってくる。
まさか自分のパンツが僕のオナに使われているんなんて、夢にも思わないよな;…
僕は悪戯小僧のような心境でほくそ笑む。

「ぁ!ミキさん…」
射精感の高まりを感じ、僕はソノ先端をすっぽりと布地で覆いかぶせた。

次の瞬間、熱いものが吐き出されるのが身体全体に感じられた。
「はぁ……あぁ…」
結果的に汚すことになってしまったが、どうせ洗うものだったし部屋のどこかに飛び散るよりはマシだ、と自分に言い聞かせる。

なるべく目立たせないよう事後処理をして、部屋のタンスから自分のパンツを取り出し穿き、ついでに着替えて1階に下りる。
静かな家の中に、洗濯機が動く音だけが響く。

オナった後の罪悪感のような後悔はいつも以上だった;…
それゃあ悪戯心でヤったにしても、親友のパンツを使ってしまったのだからしょうがない;
スマン秀人;…
こんなこと誰にも言えないよな;

ガタガタといつもより響く洗濯機の音を聞きながら、一馬は一人部屋隅で頭を抱えていた。

…まあ、きちんと洗っておけばいいだろう。
秀人にはこのことは秘密にしておきたい…やったことは仕方ないけど…
そう思うと、普段ならすぐに終わる洗濯がやたらと長く感じた。

…すすぎ、脱水を経て洗濯機が止まり終了を知らすブザーが鳴ると、すぐにパンツを取り出し、2階の自分の部屋の窓際にハンガーに吊るし干しておく。
今日は雲ひとつない快晴。それがせめてもの救いだった。

これなら早くに乾きそうだ…
太陽の光りを受け、そよそよとした風に揺れるパンツを見ながら考える。
自分の部屋に、隠れてパンツを干すなんて何年ぶりだ?…と

まあ精通を迎えてだからそうは経ってはいないのだけど、あの頃はよく夢精をしちゃったからね;
次第に定期的に抜くこと覚えパンツを汚してしまうこともなくなったから、この光景も懐かしくはあるよな…

一馬はあの頃のように顔をパンツに近づけ、臭いが残っていないか“クンクン”と鼻を鳴らした。

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