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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 804

ちょっと遅れて、隣の部屋から秀人の絶頂なる雄叫びが聞こえてきた…

秀人もイッたんだな…

僕は唯さんの身体に全体重を預けながら、そんな秀人の声をほくそ笑みながら聞いていた…

秀人とは幼少の頃から一緒に育ち、互いに精の悩みを打ち明け、時には互いにオナり合った仲の2人が、こうやって同じ時刻に歳上の女性を抱いていたと思うと…なんだか感慨深いものがある…

僕の相手がミキさんだったら余計に感慨深いけど、それは唯さんに失礼だし、唯さんだって僕の思い出の人だから、気持ちは同じくらい強い。

ただ一つ違うのは、アヤさん一筋の秀人に対して、僕は何人もの人と共にしてきたことだよね…

まあミキさんはそれを許してくれているんだし、その分成長しなくちゃいけないんだろうな…
それを思うと、今のセックスがどうだったか気になってくる…

「唯さん…どうだった?…」

終わった直後にこんなことを聞くべきじゃないのは分かってはいたけど、僕は聞かずにはいられなかった;…

「?…一馬くん、すごくよかったよ。あのときより、ずっとずっと成長してる」
「ありがとうございます」
嬉しくて、ちょっと恥ずかしくて、唯さんに抱きついてキスしてしまう。

「ふふっ…」
そんな僕の姿にも、唯さんは変わらず笑ってくれた。
「1年後、もっと成長した一馬くんに会えたら嬉しいな」
「どういう意味でです?」
「秘密♪」

秘密と言いながら僕のモノを柔んわりと握ってくる唯さん…
やっぱりこっちの成長ですかね;…

まあこれからの一年間で、どれだけ僕は成長できるかは分からないけど、喜ばれるにしろがっかりされるにしても、またこうやって唯さんとのマッタリとした時間を過ごしたいよな…

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