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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 801

「ああっ!あぁあっ、すごい…一馬くんっ!」
唯さんは僕に両手を伸ばしギュッと力を入れて掴んで離さない。
つめが食い込んでいそうで痛みも感じるけど、それ以上に僕は唯さんに快感を与えるべく、懸命に腰を動かし、奥へ奥へと自らを導く。

「あぁあ、あぁっ、あぁああぁあーっ!!!!」
唯さんのよがる声が、次第に大きくなり、部屋の中で反響する。

こんな大きな声で喘がれると、皆に聞かれやしないかと気がきではなくなる…
ただでさえこの家には、好奇心旺盛な妹たちがいっぱいいるんだからね…
もしかしたら部屋の扉に、耳を貼付けていかねないからな;

僕はそっと唯さんの口を塞ぐと、“シッ”と鼻の頭に人差し指を立てて見せる…

瞳を潤ませて僕に何かを訴えかける唯さん…
そりゃ声を我慢しろと言われても無理かもしれないけど…

「あんっ!んん〜…んっ…」
瞳をギュッと閉じ、少女のような可愛い反応を見せる唯さん。
なんだか申し訳ない気持ちになるけど…

「ああっ、ああっ、ああ〜〜ん!!!」
…そのとき、どこからか激しい喘ぎ声が…

僕はビックリして辺りを見回してしまう…

「ぶふぅ…」
覆った手の平の間から唯さんの笑い声が漏れ聞こえ、僕は慌ててその手を退けた…

「そんな驚かないで…彩ちゃんと秀人くんの寝室は、この部屋の隣だもの…」

やっぱりか。
「毎晩、ですか?」
「ほとんど、かな」

子供が生まれて間もない…秀人も盛んな奴だから、やっててもおかしくはなかったんだが…
それにアヤさんの声も相当大きい…

『あっ、ああ〜っ!!いいっ、いい〜っ!!!!』
アヤさんの歓喜の声が、こちらにも嫌というほど伝わってくる。

「この分だと二人目も近いわね」
「ですね…」

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