旦那さんの性癖なんて告白されても…僕はそれが好きだなんて一言も言ってないのに唯さんは頬張ったそれを丁寧に舌で舐め上げる。
不思議と身体がぞわぞわして、気持ちいいのか、これ…

「ふふ、どうかな？」
「…」
なんとも言えない。
唯さんの可愛らしい笑顔が、余計に興奮を加速させる。

上目遣いで、ジュルっと舌嘗めづりする唯さん…
こんな可愛い人を放っておいて、旦那さんも罪な人だよ…

僕は手を伸ばし、その濡れた唇を親指で拭ってあげる…

「ふふ、もう一馬くんもすっかり大人だね…」
目を細める唯さんは、僕の尿道口に舌を突き立ててきた…

「くぅう…」
思わずそれに対して背を反らしてしまう。
唯さんの舌は僕の感じるところをピンポイントに攻め、ソコを集中的に押さえてくる。
力を抜いたらそれこそすぐにでも発射してしまいそうだ。

上目遣いで僕の反応をうかがう唯さん。
その姿がどことなく優ちゃんと似ているように思えた。

何処か恥じらうような、それでいて好奇心に満ちた瞳の輝きは、まるで思春期の少女のようだ…
女性って幾つになっても可愛い生き物なんだね。

僕は唯さんの頭に手を置き、髪の中に指を絡める…

それが何かの合図だとでも思ったのか？…唯さんは僕をくわえたまま両手を伸ばし、僕の乳首を攻めてきた…

「うわっ、えっ、ちょっと…唯さん…」
二箇所同時に攻められ、身体は嫌でも敏感に反応してしまう。
ただでさえ弱い部分なのに…

「くう、うう…」
唯さんの頭を抑える手に、力が入ってしまう。
それでも唇も、伸ばした手も動きを止めるつもりはないようで、僕は余計に身を捩らせる。