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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 785

それはアヤさんにしても一緒だよな、あの海に翔がいたら秀人と出会うことなんてなかったわけだし。
そう考えると運命って不思議なものだね。

「一馬さん、優姉とはどうなんです?」
「優ちゃんとは……その、何回か…」
「優姉の初めても一馬さんなんだよね、良かったと思うよ」
「うん、優姉、どこかで変わらないと一生男の人なんてできなかっただろうし…」

「そうなの?…優ちゃんか可愛いし性格だっていいから、付き合いたいって思う男子は大勢いると思うぜ…」
「それは一馬さんと出会ったからだよぉ〜。」
「一馬さんのお陰だよ〜」

確かに初めて会った時から、優ちゃんは随分と変わったよな。

最初に会ったときは異性の前じゃろくに喋れない子だったけど、今じゃ彰人や涼に軽口を叩くくらいになった。
それも僕と出会えたから…なのかな。
…まあ身近に茜と初音という容赦ない性格の持ち主がいるのが最大の理由だろうけど。

そうだ、もう一人。
「唯さんはお家にはこないの?」
「唯姉?最近はずーっとこっちで暮らしてるよ?もうすぐ帰ってくるんじゃないかな?」
「そっか、唯姉って一馬さんと秀人さんの担任の先生だったよね」

「ああ、いろいろ世話になったんだ…」
唯さんは僕の2人目の女性だもんな…

「いいなぁ〜クラスに秀人さんと一馬くんみたいなイケメンが2人もいたなんて…」
「おいおい、秀人は皆が認めるイケメンだけど、僕なんて;…」

「そんなこと無いですってぇ、私は見た目でいっても一馬さんの方がいいですもん…」

唇を尖らす萌ちゃん。
その隣でうんうんと頷く遥ちゃん。
…自分ではそんな風に全然思わないだけに悩んでしまうが嬉しくも思う。

「ありがとう、2人がそう思ってくれてるのが嬉しいよ」
萌ちゃんの頭を撫でる。
遥ちゃんも僕の方に身体を寄せる。

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