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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 783

「じゃあ…萌が今の一馬さんくらいになったら、一馬さんとしてくれる?」
まだ涙の残る瞳で萌ちゃんは僕に尋ねる。
「ああ…そのときだったらいいかな」
その頃にはもっといい女になっているだろうな…

「約束ですよ」
萌ちゃんは右手の小指を立てて僕に見せた。
「うん」

「いい子だな…中学生になったら直ぐに素敵な彼氏が見つかるよ…」
僕は萌ちゃんの小指に自分の小指を絡めた。

「それが一馬さんかもしれませんよね。」
「あ;その可能性は無くは無いけど…」

まあたった一つ違うだけだけど、小学生と中学生では大きな違いがあるからな… 

「好きになってくれるのは構わないけど、ライバルが多いのは覚悟してね」
「もちろんです!」
萌ちゃんはドン、と胸を張って言う。
…この歳で大きく揺れるモノを持っているというのもすごいな。

「一馬さんの彼女って、彩姉のお友達なんですよね」
遥ちゃんが言う。
「聞いたことあるんだ。それとも、お家に遊びに来たこともあるかな?」

「はい。中原美貴さんですよね?」
「うん。アヤさんとミキさんは親友だからね…」

「私たちも美貴さんのこと凄い好きですよ。綺麗ですし優しいし…女として憧れちゃいますぅ。」
確かにミキさんは、女性にも人気のある人だからね。

「一馬さんが童貞捧げたのも、分かる気がしますぅ♪」

おいっ、二人の前で言っちゃったの?
「何で知ってるのさ…」
「彩姉も秀兄もそう言ってた。美貴さんも否定する素振りはなかったし」
「一馬さんの話すると、美貴さんすごく笑顔になるんだよね」
それは僕も嬉しいけど。

「彩姉、心配してたんだ…美貴さんと一馬さん、最近忙しくてお互い満足できてないんじゃないかって」

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