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海で・・
官能リレー小説 - 年上

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海で・・ 780

「アイツは特別だよ;…家族とはいえ、普通は恥ずかしがるもんさ…」
そう言いながら、僕の家にも素っ裸で歩き回る、あかりさんがいんだと思い出してしまう。

「それなら萌ぇ、一馬さんのソコばっかり見てないで、浴室に行きましょ!…」

左手に遥ちゃん、右手に萌ちゃんに手を引かれ、僕は脱衣室を後にした。

…脱衣所でもだだっ広い空間だった。
浴室はそれにも増して広大な空間だ。
これはもう一般家庭の風呂じゃない。スーパー銭湯のほうが近いかもしれない。

「毎日このお風呂?」
「はい」
「すごいね」
「身体を洗ってくれる担当の方もいるんですけど、今日は特別です」

「特別って?…」
「今日は一馬さんがいらっしゃるから、3人だけの方がいいと思って…」

それゃそうだ…
別の人にも裸を見られるなんて、尚更恥ずかしいもんな;…

「だから私たちが頑張って、一馬さんの身体…洗わせて貰いますねぇ〜」

そ、そうなるのね…
洗ってくれる人がいないなら自然とそうなっちゃうよね。

「一馬さん、あちらにお座りください!」
「あ、はい…」
遥ちゃんに指差された洗い場の方に向かう。
ここまでくると本当に銭湯に来たみたいだ。

「2人は秀人の体は洗ったことあるの?」

「はいぃ…秀人さんと入る時は私たちがぁ洗う係になるんですぅ〜」
秀人ぉお前って奴はな…;

「僕は自分で洗うから、気にしないでいいよ;…」
僕は冷静を装い、鏡の前のイスに腰を下ろす。

「クスクス…一馬さん大きくなったら恥ずかしいんでぇしょ〜?…」

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